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「センパァイ!! リズちゃあん!! 助けてぇぇぇ〜〜!!」
「安心してください良い画撮れてますよ」
「助けて欲しけりゃ先立つものを…」
「ゲスしかいねぇぇぇぇぇ!!」
何とかして叩かれないよう助けを求めるウツだが、ショッピとチーノはまともに助ける気がないらしい。ウツも二人に助けを求めるのは諦めて、ひとり離れた場所でジュースを飲んでいるリズに視線を送った。
「リズちゃん…!! 助けて…!!」
「…ん？」
ピンクのふわふわを見ながらボーッと飲んでいたため、ウツの呼び掛けに少し遅れた。見てみるとシャオロンが悪い顔をしながらウツのケツを叩こうと竹刀を構えていた。それは魔球スポーツ選手顔負けのバットの構えに酷似している。
「(あ〜…ありゃ無理だ)ごめん。頑張って♡」
「リズちゃああああああああん!!!!」
その後空に、綺麗なパシーンという音とウツの汚い喘ぎ声がこだまして、騒ぎはひと段落ついた。
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作者名：真夜 | 作成日時：2023年7月15日 10時
