ピンクのふわふわ ページ3
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俺の名前はトイフェル・シャオロン。今最も注目を集めている悪魔学校の一年生。
近い将来生徒会に入ってるバリバリ活躍する(予定の)男だぜ。
そして、そんな俺に与えられた悪魔の
「いや〜知ってましたとも!! 俺が!! 選ばれし存在であることは!!」
「ホンマ調子乗っとるなアイツ…」
「え? 何か言いましたか? ダイセンセの
そう言ったシャオロンの視線から隠すようにさっと手で
レイラー・ウツ。彼の
「雑魚乙〜〜〜〜〜〜」
「キ〜〜ッ!!」
「まあまあ気にすんな大先生。一年生は普通みんな「
煽り散らかすシャオロンに悔しそうにするウツを慰めるように言ったトントンだが、彼の
「お前もさりげなく煽っとるやろ!」
「そいや俺気絶しとって聞いとらんかったけど、ゾムとリズの
「!?」
シャオロンに
「え? オレ? 「
「えっ!? 嘘やろお前あんだけ魔術使いこなせんのに…」
「こいつレースも三位やったのになあ。使い魔召喚でヘマでもしたんか?」
「………えっ? 使い魔…召喚?」
トントンが使い魔召喚という単語を出した途端、ゾムの表情が混乱に満ちた。思い返してみればあの時ゾムはどこにもおらず、サボっていたことが分かる。
「まさかお前…使い魔召喚サボったんか!?」
「なにソレ知らん…」
「(何でこいつ問題児クラスじゃなかったなかったんやろ…)…あ。で! リズの
「ぎく…」
ゾムに注目が集まった今のうちにトンズラしようとしていたリズは、見事シャオロンに捕まってしまった。振り返るととてもウキウキした様子で彼女を見ているシャオロンがいた。
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作者名:真夜 | 作成日時:2023年7月15日 10時