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さてここで、今回初登場のトントンさんのお出ましである。
「お前ら…ええ加減にせえよ」
「トントン…!!」
まさに救い。まさに希望。ゾムはトントンの訪れに地獄から蜘蛛の糸を一筋見たような目をした。
「ファッションてのは自分の個性を出すもんやろが。お前らそんな他人からの借り物で満足するような男ちゃうやろ。その格好は本当に「自分らしい」姿なんか？鏡見てみ？」
「「………」」
「まあ……言われてみれば確かに……」
「前衛的すぎて凡人には理解不能だったかもな」
「なんかまだ目ぇ覚めてへんやつおるけど…」
なんやかんやあってトントンの言葉により元の姿に戻った二人であった。が、、
「…？」
ふと、ピクリと何かに気づいてトントンの方を見るリズ。
それは、この時彼が履いていたかわいい豚のスリッパが、ウァラク・クララの持つスリッパのコナーとマーフに酷似していたからである───…！！
「───。あははっ…！」
それに気がついた瞬間、リズは最初ポカンとして、その次におかしくなって笑った。ちゃっかり、さりげなく自分も影響を受けているではないかと。
しかし、そのさりげなさが、ワンランク上の
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今日の運勢アイテム
ショッピの寝袋
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作者名：真夜 | 作成日時：2023年7月24日 6時
