城田真昼に拾われたマギ【マギ×サーヴァンプ】 (ページ9)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:65,390 hit

#8 ページ9

＊

翌日。既に即戦力として動いていた。

「Aちゃーん、オーダーとってきてー」

『はーい』

「これ出してー」

『窓側の奥の２名様のところですよねー？』

パタパタ店内を行ったり来たりしていると、客に声をかけられた。

「おっ、ねーちゃん新しい従業員？」

『はい。今日から働かせていただいております』

「こんな別嬪さんがいちゃあ、前より客がはいっちまうな」

豪快に笑うその人に、Aも笑顔で返すり

『ありがとうございます。少しでもお店の力になれるよう、頑張ります！』

「すいません、お会計お願いしまーす」

『はい、ただいま！』

異世界、不安だったけど...結構働けるではないか！

貰った服、制服っていってたけど...シンドリアの服とちょっと似てるかも。

白ブラウスにベージュのフレアスカート。黒いエプロン。案外着心地がいい。

これも白雄達が勉強を教えてくれたおかげだ！
シン達も商業一緒に勉強したし...ありがとう！

通じるところは何処かにあるらしい、と嬉しく思った。

＊

「初日からありがとう」

『いえいえ、覚えなければならないことはまだまだありますが、楽しかったです』

「そう？あ、明日はもう１人のバイト来るからね」

ふむ...仲良くなれるかな。

すると店長は軽く笑いながら言った。

「心配しなくていいよ。チャラチャラしてるけど、良いやつだと思うからさ」

『あ、ありがとうございます』

どうやら、顔に出ていたらしい。

『今日はありがとうございました！』

「こちらこそ。助かったよー」

『では失礼します、お疲れ様でした～』

「うん、お疲れー」

帰って4時半くらいかなー、

思えば仕事は、従者と剣闘士、商館、...あれ、でも従者と商館で色々やったかも。

ふむ。数はこなしてきたな。

ともかく。この類いの仕事は好きだ。続けたいなー、と今日を振り返る。

家に帰って、真昼が過保護になっていたが...。