#33 ページ34
*
高校にも慣れてきたらしい真昼
部活に入るか否か、暫く悩んでいたが...何でも仕事を請け負ってしまう真昼は、そのせいで部活を疎かにするのは申し訳ないということで帰宅部となった
さっそく体育祭のリレーの選手決めでも立候補したらしいし...
毎日友達やクラスメイトとの楽しい話を聞けるので、学校生活が充実していることは確かだ
真昼「ただいまー」
あ「おかえりー」
なんて、真昼の事を考えていると、帰ってきた
今日は私の方が帰りが早かったため、晩ご飯をつくっている最中だ
あ「今日は和風パスタ作ってるよ〜」
真昼「あ、あぁうん。ありがとう...」
あ「?」
真昼の歯切れの悪さを不思議に思ったA
あ「真昼ー?なんかあったの?」
真昼「あ、あのさ...Aって、動物好きか?」
あ「うん!大好き!」
すると少し顔色が明るくなった真昼
真昼「じゃあさ!ね、猫...好きか?アレルギーとか...」
んん?と、なんとなく勘付いたA
あ「大好きだよ!アレルギーもないと思う」
真昼「よかった...!...実は今日、猫拾ってきてさ...」
あ「わ、わっ...!可愛い...!!」
真昼の腕に抱えられていたのは黒い小さい猫
でもちょっと汚れていて、茶色くなっている部分もあった
あ「ちょっと待ってね、タオル持ってくる」
真昼「あ!スパゲッティの麺固まっちゃうんじゃ...」
あ「後でオリーブオイルかければ戻るし...麺汁もかけるから大丈夫!」
半年もすれば豆知識も覚えるんだな...と感心している真昼を尻目に洗面所へ行き、お湯で濡らしたタオルを持ってきた
あ「猫はお風呂嫌いらしいもんね〜?」
にゃー?といいながら猫をふくAは既にデレデレに見える
*
あ「よし」
許可が出たころには、猫の本来の毛の色である黒になっていた
もう真昼が買ってきていた猫用の鈴がついた首輪を真昼がつける
あ「名前は?どうしようか...」
真昼「んー...猫だよなー...」
あ「ふふっ...真昼らしくシンプルな名前でいいんじゃない?」
そうだよな...小さくそう呟いた後、
真昼「名前は...クロ!」
あ「クロ〜、宜しくね〜」
人差し指で喉を撫でてやると、気持ち良さそうにしているクロ
あ「にゃ〜?」
...デレデレだ。と確信した真昼であった
P.S.
あ「あ、真昼のおじさんにも許可...」
真昼「あー...おじさんもきっとこうしただろうし、許してくれるはず!」
電話で1つ返事でオッケーでした
95人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
練紅龍(プロフ) - まひまひ@くろにゃん。さん» ありがとうございます(´∀`) (2017年4月3日 23時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ@くろにゃん。(プロフ) - いえいえ!大丈夫です!ゆっくりで良いですよ!頑張って下さいね!! (2017年4月3日 23時) (レス) id: 43faf51062 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - まひまひ@くろにゃん。さん» 出しましたよつばきゅん!小説内も今も春...学校始まってペース落ちたらごめんなさいm(__)m (2017年4月3日 22時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ@くろにゃん。(プロフ) - お、お?!つ、つばききゅん!?つばききゅんが!新しいの見ました!椿ぃ、、出てきてくれた!嬉しいです!頑張って下さいね!(でも無理はしないで下さいね) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 43faf51062 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - まひまひ@くろにゃん。さん» 頑張らなくては(≧∇≦) (2017年4月3日 18時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ