＃25 ページ26
「やっぱ気付かれてたか〜。あー、そんな警戒しないでよ。俺達はそいつを追ってただけだから。仲間じゃない」
そいつ、とは瀕死状態の男のことだろう
「にしても凄かったね！最初は助けようと思ったんだけど、見物しちゃってたんだよね」
愉快に笑っているお兄さん(人形持ってる)と、紙袋を被って、積み重ねている背の高い男性
てか紙袋気になる。しかも銃持ってる
あ「これ...吸血鬼...なんですか」
追ってた、となると、この正体を知ってのことだと思った
「あー、うん。んで、コイツも吸血鬼」
そう言って紙袋さんを指す
えっ、軽っ
「ま、ちゃんと片付けないとね。ジェジェ、壊しちゃって」
ジェジェと呼ばれた紙袋さんは、気絶している男の首に噛みついた。
あ、ほんとだ、牙ある...
すると、男は砂になり、風に舞った
...ん？
ごめん、ついていけない...
すると、ジェジェさん(？)が私を見て、
ジェ「...甘い臭いがする...」
え、もしかしてチョコ？
「ふーん。俺ら人間にはわからない臭いってやつかー」
あ「あ、あの...」
全然わかりません。
「...これから君は大きく関わってくるね。お茶しない？詳しく話すよ」
原因がわからないのでは、対策も出来ないため、彼らについていっていってみることにした
一応真昼には連絡を入れておいた
P.S.
((♪
真昼「メール？...Aからだ...」
『ごめん、帰り遅くなる』
真昼「はぁぁぁぁぁあああああ！！？」
『心配しないでねー』
真昼「はぁぁぁぁぁあああああ！！？」
思い切り叫んだ後に、ようやく11時という夜中であることを思い出した真昼だった
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