城田真昼に拾われたマギ【マギ×サーヴァンプ】 (ページ11)

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「やあロウレス、今日もギリギリだねぇ」

「いやぁ～今日もバイオレンス天使ちゃんと遊んできたんスよー。メガネまた買わなきゃいけないとこだったっス...」

て、天使？しかもバイオレンス...？どういうこと？と話についていけないA。

「今日新しいバイトの子紹介するってメールしたじゃないか」

「...マジっスか」

ああ～...と言いたげにため息をつく店長。苦労人なんだな。

「Aちゃーん、おいでー」

『は、はい』

とりあえず本日の準備をしていたAも、厨房を出てもう1人のバイトさんと顔を合わせる。

『初めまして、Aと申します。昨日からここで働かせていただいております。自分で言うのもなんですが、すごい世間知らずです...ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願い致します』

「まぁ、気軽にロウレスちゃんとでも呼んでくださいっス。てかなんか固いっすね」

か、固い...？とAは曖昧に笑う。

『...そうですか？』

「なんか、その敬語？」

『う...あー...変、ですかね...？』

「...タメが楽ならそれでいいっスよ」

『...うん、わかった。よろしくね、ロウレス！』

「！...よろしくっス、A」

逆プリン頭...？黒メッシュでいっか。の、黒縁眼鏡さん。なんか楽しそうな人かも。

「よし、Aちゃん、俺にもタメでよろしく」

キラリと光る星を飛ばしたかのようなウインクをする店長。

え"、っとAとロウレスの声が重なった。

「...えっ、どうしたの二人とも...」

『や、だって、上司じゃないですか、店長じゃないですか...』

「...そーゆー趣味っスか？」

引くわ、と1歩後退るロウレス。

「違うから！引かないで！？」

「ロリコン！」

「違うよ！？」

ロリコンって言うほどの年じゃなくない？とAは首を傾げる。

『あ、あの、失礼かもしれませんが、店長の年齢って？』