すとぷりの緑担当はモテモテのようです!【stxxx】

No.39:莉犬side ページ40

愛華さんが帰って平和な日が戻ってくると思ってた。

みんなで笑って配信して、ゲームして、ご飯食べて、お話して、そんな日が送れると思ってた。



莉「んぅ……眠たい……」


な「莉犬くん！！大変、降りてきて！」


莉「え！？何！？」

リビングに降りるとみんなが集まってきていた。


時間はAM6:45

なーくんは真剣な顔をして言った。


な「Aが、居なくなった。メモが置いてあった、みんな読んで。」


〖俺のせいですとぷりにアンチなどがついて、ごめんなさい。身勝手なのはわかってるけど皆と仲良くできる気がしません。俺はすとぷりを抜けます。探さないで。また会えたらいいですね。〗

なにこれ……Aがすとぷりを抜ける……？

いなくなる……？なんで……？一緒にいたいって、みんなのことが好きって言ってくれたのに…




俺は頭が真っ白になった。


な「手紙も添えてあったんだけど、鍵がかかってたんだ。」

はい、と、みんなの名前が書いてある箱を渡してくなーくん


鍵……？8桁の言葉か…………すとぷり……違う……俺とA名前……違うか…じゃあこれは………っ!?!?


ｶﾁｬ……開いた!?!?


あんな小さい頃言った言葉を鍵にしてたのか…

〖ぜったいまもる 〗

りーぬへ
まず、女って黙っててごめんなさい。
りいぬは俺に対して男の子のように接してくれたから中々言い出せなくて…本当にごめんなさい。
りーぬが言ってくれた〖俺が絶対守る。〗って言葉嬉しかったよ。
ほんとにありがとう。
俺をすとぷりに誘ってくれて、ありがとう。
また、会えたらお話しようね？
Aより。

俺は中の手紙を読んで泣いた。
俺はAを裏切ったのに、なんで、なんでこんなにも……俺の事を思ってくれるんだろう……


情けない俺を守ってくれたのはAだったのにな……

何も、何もしてあげられなかった……このままさよならなんて、嫌だ。


まだAに＿＿って伝えてない……

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