王立シエル魔法学院の日常【リレー小説】

入学式当日[理事長･アルバート･シエル]　by.流星(るい) ページ2

王立シエル魔法学院の入学式当日の朝。

この学院の理事長である、アルバート･シエルは理事長室に居る。

ｱﾙﾊﾞｰﾄ｢…今年はどんな子達がこの学院に入学してくるのか、楽しみだな｣

理事長室の窓の外を見ながらそう呟く。

今日の天候は入学式にぴったりな快晴。だが、冬の名残で朝はまだ少し寒いが。

ｱﾙﾊﾞｰﾄ｢…さて、職員の皆はもう大方来ている頃かな｣

私は理事長室を出て、職員室へ向かった。


職員室に着いたとき、中からこんな声が聞こえた。

ｽｲｷ｢去年は学院の近くで車の暴走事故がありましたものね｣

と、スイキ先生がそう言った。

そういえばそうだったな、と私は去年のことを思い出していた。

まあ正確に言えば、学院の近くの国、だが。

学院はほぼ森林に囲まれているからな。

よく考えれば、この国は不思議な国だ。

国は天空にあるため、国全体は結界で覆われている。物や人などは落ちたりすることはない。

魔法が全てで仕事は使える魔法によって決まることもあるのに、なぜか車等はある。まあ車は使わずに箒や魔法で作った乗り物(？)で移動する人の方が多いがな。

私は気を取り直し、職員室に入った。

ｱﾙﾊﾞｰﾄ｢…皆、おはよう｣

＿＿＿
短くてすみません。

入学式当日【保健室教員・レイキ&魔法薬学教師・スイキ】→←【参加者様必読】ルール

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す