―第１２３話― 【大賀なりの優しさ】 ページ32
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A「はぁ？来栖なに言ってんの？
あ、分かった。 私を見くびってんのね？
嫌だなぁ、来栖…だから嫌いだよ、アンタ。」
大賀「もう強がんのはやめろッ！」
あまり怒鳴ることをしない大賀が怒鳴ったことに、Aはビクッとなる。
長年の付き合いだから知ってることだ。
少し顔を後ろに向けて、チラッと目線を大賀の顔に向けてみるも、やはり表情を隠すように俯いているので分からない。
それに見切ったAは、溜め息を一つ零し、再度背を向けた形になり背中を大賀に預ける。
A「…なんでそんなことを思う？ 根拠を聞かせてよ」
大賀「………《鍵》だ」
そう言われて、ズキッと無いはずの心臓に突き刺さる、そんなような感じがした大賀の一言。
無意識に《鍵》を握り締めて、顔は余裕そうなのに、ハハッ…と口から零れるのは情けない声。
A「なに言ってんだか… 私はまだまだ超余裕だよ。」
大賀「口ではそう言うが、身体はボロボロなくせに…」
A「…さっき来た先公にも言ったけどさ、体は傷付けられても、生命は《鍵》にあんの。
痛くも痒くもないんですよ？」
大賀「んじゃあ、《コレ》はなんだッ！
説明できるのか？！」
大賀は鬼のような形相でAの前に立ち、Aの腕を掴んで大賀が言う《コレ》を主張した。
《コレ》とはもちろん、真っ黒に濁ったAの《鍵》
逃げられない立場に置かれ、溜め息をつくにもつけない状態になり、何となく目を伏せた。
大賀はめげずに進める。
大賀「…俺は覚えているぞ。
記憶を奪われて、貴様が誰なのか分からなかった。」
A「………」
大賀「でもな、俺はしっかり思い出した。
誰よりも明るくて元気で…絶望に落とされた小さな俺達に希望の光を与えてくれたのは夜科………お前だ。」
A「………っ」
大賀「だが…憧れだった貴様が今じゃ嫌われ者………っ
なぜそうなったっ！ なんで変わったんだ！？」
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―第１２４話― 【異変】→←―第１２２話― 【小さな病院にて…】
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永月(プロフ) - リュナさん» コメントありがとうございます(*´ω｀*) い、一日で.....？(゜Д゜≡゜Д゜)← そう言っていただけると作者、舞い上がってしまいます←ｗｗｗ 更新頑張ります！ 待っていてください！ヽ(*´▽)ノ♪ (2013年1月6日 2時) (
レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - じょーさん» コメントありがとうございます(*^▽^) 一気に読んでしまいましたか！ 長ったらしくてすみませんｗ はい、更新頑張りますね！ 応援ありがとうございます(*´∇｀*) (2013年1月6日 2時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» ジングルベルと『クリスマス？なにそれおいしいの？』っていうナノさんアンさんのやつを交互に聞いていたわし( ＾∀＾)← 1000円だった......ゲーセン代がっ！！←← (2013年1月6日 2時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» 大丈夫！(｀・ω・)ノ クリスマス仕様のね、しかもｗｗｗ クロバナナのCD買っちゃったよなうぅーｗｗ←← 帰ったら聴くＺ← (2013年1月5日 15時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» コメント遅れたっ(＞ω＜;;;) イカサマ⇔カジノねぇぇ！ あれ、普通のも大っ好き！！(*^^*) あとさ、ジングルベル歌ってみたってやつ、萌えたね、店長に萌えたわ私←変態 (2013年1月4日 3時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永月 | 作成日時：2012年8月9日 20時
