―第１１９話― 【透明人間が今思うこと】 ページ28
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…大野が倒れてから一時間が経過した。
一時間というのはとても長く、起きるのを待っていると自動的に時計塔の扉(シャッター)が閉まってしまう。
それを配慮した私、郁多永久はまだ学校が開いていたので、大野を保健室へ連れてきて、今大野はまだベッドで就寝中だ。
私は少し胸騒ぎを感じ、外の景色を見つめていた。
すると、コンコンッと扉がノックされたと思ったら、返事を待たずにガツガツと誰かが入ってきた。
…櫻井に相葉、二宮、松本、それに沙稀
先頭が二宮で少し驚く私だけど、誰も気付いちゃいない。
時計塔から出て来ちゃったし、唯一見えてた沙稀も私が見えないんだもん？
今では私は透明人間。
翔「智くん…」
櫻井がそう呟いて、大野が眠るベッド脇へ。
それに続いてぞろぞろとベッドに群がる
…大野は一向に起きず、ただただ時間だけが過ぎていく。
と、ここで相葉が不安げな口調でポツリと呟いた。
雅「なんでこうなったんだっけ…？」
和「あの郁多永久っていうのが元凶ですよ
《壊し屋》、彼女じゃないですか？」
潤「…あの子の心、読めなかったし。」
翔「と、永久ちゃんは違うよッ！ そんなことしない！」
和「翔さんはなんであの子を庇うんですか？ 意味がわかりませんよ」
翔「ッ！」
あー、どう解釈してくれても構いませんよー。
私はなんもいいませーん。
二宮が怒るのは無理もない。
私が大野を保健室に連れていく際に、わざと彼らを避けたのさ。
あの５人だって、大野を連れていきたかっただろうに、それなのに私から突き放したんだ。
永久『あのさ、物事を理解仕切れてないアンタらに大野を支えるのは無理。』
和『なっ…！？』
永久『なんなら意欲を見せなさいよ。 そんなんじゃ誰ひとり助からないわよ』
……言い過ぎたかしらね？
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―第１２０話― 【お目覚め】→←―第１１８話― 【目覚めの時…】
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永月(プロフ) - リュナさん» コメントありがとうございます(*´ω｀*) い、一日で.....？(゜Д゜≡゜Д゜)← そう言っていただけると作者、舞い上がってしまいます←ｗｗｗ 更新頑張ります！ 待っていてください！ヽ(*´▽)ノ♪ (2013年1月6日 2時) (
レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - じょーさん» コメントありがとうございます(*^▽^) 一気に読んでしまいましたか！ 長ったらしくてすみませんｗ はい、更新頑張りますね！ 応援ありがとうございます(*´∇｀*) (2013年1月6日 2時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» ジングルベルと『クリスマス？なにそれおいしいの？』っていうナノさんアンさんのやつを交互に聞いていたわし( ＾∀＾)← 1000円だった......ゲーセン代がっ！！←← (2013年1月6日 2時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» 大丈夫！(｀・ω・)ノ クリスマス仕様のね、しかもｗｗｗ クロバナナのCD買っちゃったよなうぅーｗｗ←← 帰ったら聴くＺ← (2013年1月5日 15時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» コメント遅れたっ(＞ω＜;;;) イカサマ⇔カジノねぇぇ！ あれ、普通のも大っ好き！！(*^^*) あとさ、ジングルベル歌ってみたってやつ、萌えたね、店長に萌えたわ私←変態 (2013年1月4日 3時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永月 | 作成日時：2012年8月9日 20時
