―第１０５話― ページ14
･
機械音がいきなりキュイーン…と鳴り響くと、回りの風景が一変。
なにか、研究所らしき風景に変わっていた。
なにがなんだかさっぱりな大野は"目線を上げて"、作者と紫苑を交互に見た。
作者はスマートフォンらしきモノを出して操作しているし、
紫苑は紫苑でノートパソコンのタイピングを止めずカタカタカタッという音だけが響いていた。
そんな空気の中、作者が鼻の下に人差し指をトンッと付けて
すぅー…と息を吸って口を開いた。
永月[空気、薄くない？
息苦しいんだけど…なんか仕様なん？]
紫苑「仕様じゃないですよ。
元からこの空気。」
永月[おっかしいなぁ…
今いるところが設計上息苦しい空気を作る環境だからかなぁ？]
そう愚痴を言いながらも、目線はスマートフォンにあり結構難しそうな顔をしているのが分かる。
それに気づいた紫苑は、目を細めて作者を軽く睨んでため息を一つ。
紫苑「永月さん、大野さんが困ってますよ。」
永月[あら、かたじけない。
今説明しますよー。]
紫苑に注意された作者は半分やる気のない反応を示すが、
ちゃんとスマートフォンから手を離し大野の目の前に"屈んだ"
その行動を見て大野の頭の中に疑問が渦巻く。
なぜ自分より背の低い作者がわざわざ"屈んだ"のか。
さっきも、作者と紫苑を"見上げる"形でいた大野。
すると作者はクスッと笑って微笑んだ。
永月[大野さん。
アナタ今、自分自身の目線がおかしいと思ってませんか？]
作者に見抜かれたことに、大野はドキッと心臓を高鳴らせる。
確かに、なぜ自分の目線だけ違うのか、疑問が渦巻くばかりだったから。
…地べたに座っているから？
だがそれは、作者の永月の次の言葉で一気に確信に変わる。
永月[だってアナタ、子供の姿だし。]
そう言われ、大野は自身の体をペタペタと触り出す。
確かに、自分の体は縮んでいて子供の体型になっていた。
それにやっと気づいた大野は「えぇっ？！」と声を張り上げた。
智「ど、うして…？！」
永月[まぁまぁ、それは"移動しながら"説明しますよ。
…そろそろじゃないかな？ ね、紫苑くん。]
紫苑「そうですね。
足音聞こえるし。」
･
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
永月(プロフ) - リュナさん» コメントありがとうございます(*´ω｀*) い、一日で.....？(゜Д゜≡゜Д゜)← そう言っていただけると作者、舞い上がってしまいます←ｗｗｗ 更新頑張ります！ 待っていてください！ヽ(*´▽)ノ♪ (2013年1月6日 2時) (
レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - じょーさん» コメントありがとうございます(*^▽^) 一気に読んでしまいましたか！ 長ったらしくてすみませんｗ はい、更新頑張りますね！ 応援ありがとうございます(*´∇｀*) (2013年1月6日 2時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» ジングルベルと『クリスマス？なにそれおいしいの？』っていうナノさんアンさんのやつを交互に聞いていたわし( ＾∀＾)← 1000円だった......ゲーセン代がっ！！←← (2013年1月6日 2時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» 大丈夫！(｀・ω・)ノ クリスマス仕様のね、しかもｗｗｗ クロバナナのCD買っちゃったよなうぅーｗｗ←← 帰ったら聴くＺ← (2013年1月5日 15時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 和葉さん» コメント遅れたっ(＞ω＜;;;) イカサマ⇔カジノねぇぇ！ あれ、普通のも大っ好き！！(*^^*) あとさ、ジングルベル歌ってみたってやつ、萌えたね、店長に萌えたわ私←変態 (2013年1月4日 3時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：永月 | 作成日時：2012年8月9日 20時
