―第６７話― ページ23
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昇降口まで歩いていると、少しずつ騒がしくなる回りの声。
昇降口の外の光景を見てみると、
女子生徒が花道的な感じの行列を作っている。
まさかと思い、
永久は一度止まり、ゆっくり体ごとさっき来た道に向けた。
沙稀もそれに続いて体をクルッと半回転。
そこには、『Ｓｔｏｒｍ』のメンバーと親衛隊の方々が迫って来ていた。
永久は外と中の熱烈な『Ｓｔｏｒｍ』ファンに
「はぁ…」と呆れ気味の溜め息をつき、
昇降口の方に体を向けて歩き出す。
沙稀はというと、『Ｓｔｏｒｍ』のその圧倒的さに呆然とするしかなかった。
すると『Ｓｔｏｒｍ』を囲んでいる女子生徒が、沙稀に歩み寄り
鬼のような表情をして、沙稀を突き飛ばした。
沙稀「いっ！」
女子生徒「そこにいると通れないのよ、邪魔よ！！」
永久「沙稀になにやってんの君ら。」
―――パチンッ！
さっきまでの雰囲気が一変。
騒がしさから静けさに。
原因は、沙稀を突き飛ばした女子生徒が床に這いつくばっている為だ。
重圧で押し潰されているかにも見える女子生徒、床の減(め)り込み。
その女子生徒の近くで、仁王立ちをしている郁多永久。
他の生徒には永久が見えていないから、
永久はその分さらけ出せる状態にある。
永久は女子生徒の近くにしゃがみ、耳元で小さく囁(ささや)いた。
永久「沙稀に触れるとか、汚(きたな)らしいな。
今度触れてみろや。
その体捻り潰してやるよ。」
超本気の超真面目。
永久の行動は、"守る為"に『能力』を使ったのだった。
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永月(プロフ) - 千亜紀さん» 国語力ないとわかってくれないよw 例えば、主語がなくて意味不な発言されて......w 回りからしたら方言ってわからないけど、いいよねw (2012年8月9日 23時) (
レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - 千亜紀さん» Σなに言ってるかわからない？！wwwww でも、そーいうのありそう(^_^;) 私たちのところはなんも方言とかないからさぁ、分かんなくなるとしたら国語力←←←← (2012年8月9日 20時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - まぁちゃんさん» あー、なるほどね(^_^;) 巻き込まれるのマジないべ？wwwww 私もそんな感じ.......そんな激しくはないけど、気ぃつかうわぁw (2012年8月9日 20時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
まぁちゃん - 永月さん» 嫉妬深いすぎて困るわｗｗだってこっちもめっちゃ気ぃつかうんやで（汗）長く付き合ってるから晴れたいけど、離れられないカップルとかいるじゃんｗｗあ、それはないか（笑） やろ〜（笑 (2012年8月9日 15時) (レス) id: 4b9a27b554 (このIDを非表示/違反報告)
永月(プロフ) - まぁちゃんさん» 一年半？！wwwww わぁお、なんてこったw 両方とも嫉妬深いからその分愛があるのさ(笑) だから離れたくないんじゃない？(笑) い、家出wwwww 度胸あるなまぁちゃん(笑) どこなんて言ったら分かっちゃうでしょw (2012年8月9日 15時) (レス) id: e8686f61a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永月 | 作成日時：2012年6月2日 21時
