あとがき ページ36
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初めまして、エルと申します。
この度は私の小説を読んで下さって
ありがとうございました。
更新が不定期で申し訳ありませんでした。
お話が少し分かりにくかったと思うので、この場で補足をさせて頂こうと思います。
今回のヒロインは、闇の深い子でした。
双子の弟を失ってからずっと自分を偽っていました。
司は真っ直ぐで優しく、誰からも好かれていました。
一方、ヒロインはどちらかと言えば孤立タイプでした。
司の人間性やテニスの才能に嫉妬し、彼のようになりたいと願いながらも、自分の好きなように生きたいと思っていました。
司への劣等感を抱きながらも、自分に嘘をついて生きていくのは嫌だと思っていたヒロインですが、司の死によって考えが一変します。
"確かに妬んでいた、でも愛していた―"
自分を庇うように死んでいった司への思いを改めて確認し、彼に生かされた命を彼と共に生きようと心に決めたのでした。
しかし、死んだ人間と共に生きるなど不可能です。そこでヒロインは、自分が司になれば良いと考えました。
今までの自分は捨て去って、自分がずっと見てきた双子になりきろうとしました。
フレンドリーで優しく素直な司の性格を自分に模写して、自分は司なのだと思い込ませました。
しかし、人間の性格はそう簡単に変わりません。表面上は司ですが、中身は歩夢のままです。もともと自分に正直だった彼女は、自分の嘘に罪悪感を抱いていました。その罪悪感を消すために、他人を嘲笑いながら生きていました。
そんなことを5年間続けていましたが、偶然出会った不二先輩に見抜かれます。
自分の作り上げた偽りの世界を壊されるのが嫌で、彼女は不二先輩を拒絶します。
この様な闇の深い生き方をしてきたヒロインですから、当然恋愛などしてる余裕はありません。
美少女設定だったので告白は受けたことありますが、当然心の中で相手を嘲笑っていました。
そんな冷酷少女ですが、何故か不二先輩の告白を特別だと感じてしまい心乱されます。
それ以降は本編の通りです。
割りと早い段階から気づいていた方もいらっしゃると思いますが、この小説のヒロインは幸村くんの従姉妹です。二人の関係は至って良好な兄弟と言えるでしょう。遠慮なく物を言い合える仲ですね。
補足は以上です。
最後になりましたが、拙い小説を最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。
作者:エル
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終わり
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エル(プロフ) - Jokerさん» ありがとうございます！そう言ってもらえるととても嬉しいです( ´∀｀)更新頑張ります！ (2016年12月6日 22時) (
レス) id: 4de2819dbd (このIDを非表示/違反報告)
Joker(プロフ) - 面白いです、頑張ってください！ (2016年12月6日 17時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - soraさん» ありがとうございます！頑張ります(*≧∀≦*) (2016年11月22日 12時) (レス) id: 4de2819dbd (このIDを非表示/違反報告)
sora - 続きが気になります！頑張ってください！ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 7628f733c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エル | 作成日時：2016年11月17日 19時
