ぼくらしさ【シェル・フォスター】 ページ5
「ふわぁ〜」
昨日より重い身体をベッドから起こした。まだ完全に目が覚めてなくてスゴく眠い。
まぁ、いつものことなんだけどねぇ〜人の夢の中に入るのって、ものすごく体力使うんだ〜だから、朝っていつも疲れてて、眠いの。でもね、前にこの事を言ったら「朝以外も眠そうだけど?」って言われたの。確かにって思った。
「ふわわ〜学校いこ〜」
そういえば、ぼくって眠いとこんな感じに「ふわわ〜」って口癖がでちゃうんだ〜よくクラスメイトとかに“変”って言われるけどぼくは気に入ってるんだ〜
だって......お母さんに“ぼくらしい”って言われたから、、、
そうそう、ぼく今日ね、4年生のクラウスと「一緒に学校いこ〜」約束してるの!!クラウスはね、ぼくの大事な友達なんだよ〜甘いものが好きでね、よく遊ぶんだ〜
ぼーっとクラウスのことを思い出しながら待ち合わせ場所まで歩いていく。
「あ、シェルさん!!こっちこっち!!」
「クラウス〜!!おはよーふわわ〜」
待ち合わせ場所に着くと、ぼくより一回り小さな影が手を降ってくれた。
「クラウス〜スイーツ食べたの〜?幸せそうだね〜ふわ〜」
「わかった?僕ね、すっごく美味しいカフェ見つけたんだ!!今度一緒に行こうね!!」
「いいよ〜!!ふわ〜」
たまには友達と登校もいいかもね、ふわわ〜
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