16⇒都市伝説 ページ17
「そういえば下位個体から都市伝説を聞いたんだよ、ってミサカはミサカは話題を出してみたり」
先程までケーキを美味しい、と言いながら食べていた打ち止め。
ふと何を思ったのか、勢いよくケーキを飲み込むと唐突に話を切り出した。
「都市伝説？」
「なんでも、学園都市には身体測定でも測定不能の特異能力者がいるんだって！ってミサカはミサカは聞いたことをそのまま言ってみたり」
――測定不能の、特異能力者。
それって私のことだよね!?
心の中で軽く突っ込みを入れつつも、Aは冷静にへぇ、と対応する。
一方、ケーキを食べているもう一人の少年はというと。
「くだらねェな」
そう言って黙々とガトーショコラを頬張っていた。
どうやら彼の口に合っていたようだ。
「や、でもさ、真偽不明なんでしょ？その特異能力者って」
「うん、ってミサカはミサカは頷いてみる。それと、どこかの研究所で究極の『原石』を生み出す実験が行われている、ってことも聞いたよ、ってミサカはミサカは情報提供してみたり」
(…なんで情報が漏れてんのよ)
聞き取れないぐらいの小さな声量で、舌打ちをする。
と、
「俺も聞いたことあンなァ」
ケーキを食べ終わったであろう一方通行が話に加わってきた。
「あ、一方通行も？」
「…天井亜雄。ソイツがクソガキのウイルスを取り除くときに、究極の『原石』がなンちゃらって言ってたンだよ」
(っ、あの研究者、余計なことを…！)
盛大にもう一度、舌打ちをしたい気持ちをなんとか抑える。
それと同時に芽生える、焦り。
(もしも。もしも実験が中止になったら、私は……)
「オイ、バカ女。オマエ確か『原石』だよなァ？ナニか知ってたりしねェのか」
「えっ…」
複雑な思考回路に突入しかけた瞬間、一方通行に声をかけられたことにより現実に戻される。
「何も知らない、けど」
ここで究極の原石計画のことが彼にバレたりしたら一貫の終わりだ。
だからAは嘘を吐いた。
「…ふゥン。なら別にイインだけどよォ…」
(よし、なんとか誤魔化せたかな…？)
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ポン酢醤油(プロフ) - μさん» 大丈夫です！やり方は調べてやりますので心配無用です！送り方が分かり次第送ります！ (2016年5月15日 23時) (
レス) id: 80dffa9047 (このIDを非表示/違反報告)
μ(プロフ) - ポン酢醤油さん» あと画像の送り方については…すみません、私じゃ上手く説明出来ないかと思うので占ツク内で検索してみてください…その方が分かりやすいと思いますので…。お役に立てず申し訳ございませんでしたm(__)m (2016年5月15日 23時) (レス) id: aca375c09c (このIDを非表示/違反報告)
μ(プロフ) - ポン酢醤油さん» 今更返信致します、申し訳ないです…！まずはコメントありがとうございます。私の書く一方通行が好きだと言って頂けて感謝感激です。あと奏瀬ちゃんのイメ画もありがとうございます！ (2016年5月15日 22時) (レス) id: aca375c09c (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢醤油(プロフ) - 最近読み始めて追いついたところです！μさんの書く一方通行かっこ良くてすきです。あと,私も禁書目録で作品書いてるってのと奏瀬ちゃんのイメ画書いてみたのですがまだ占ツク初心者でどう送ればいいのか分からないです。すみません教えてください(._.`) (2016年5月9日 6時) (レス) id: da413d3d63 (このIDを非表示/違反報告)
μ(プロフ) - 黒狼さん» うわぁぁコメントありがとうございます！一方通行書いてるんですか！分かりました、読ませていただきますね(∩´∀｀)∩ (2015年7月28日 0時) (レス) id: aca375c09c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：μ | 作成日時：2014年5月18日 19時
