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生徒会長との出会い ページ2

がやがやとうるさい集団の中彼女はどこの集団に属そうとすることもなく校舎へとむかって真っすぐ歩いていた

もともと容姿の整った方である彼女は生徒の視線を集めることになった。

それもそのはずこの学園は幼稚舎からある名門の学園で、その生徒のほとんどが内部進学をしており外部性は中等部と高等部でそれぞれ若干名しか受け入れていない。ということは必然的に全校生徒が顔見知りのようなものである。

そんな学園の中を見たこともない女子生徒・・・しかも美人ときたら注目を集めないというのが変である。

あの子だれ・・・?

外部生かしら・・・?

うわーすっげぇ美人・・・!!

そんな周囲の声なんて気にも留めずに歩く彼女に声がかかる

「七星Aさんですね」

「はい」

「君の担任の永井英二です。よろしくね」

「はい、こちらこそ一年間よろしくお願いします」

頭を下げ挨拶をするA

「じゃあ、早速だけど、今日の入学式の新入生総代の段取りを確認したいからこっちに来てほしいんだけど」

「はい」

そう言われ連れてこられたのは職員室、そこで数名の教師に挨拶をしていたところに扉が開き男子生徒が一人入ってくる

「永井先生」

「中間くん、おはよう」

「入学式の・・・って話し中やったんですね、あとで出直しましょうか?」

「いや、君にも紹介しておきたくてね・・・彼女が先月話していたクラスXのただ一人の生徒七星Aさんだ!」

そう言ってAを中間と呼ばれた生徒に紹介する

「七星さん、こちら中等部の生徒会長の中間淳太君だ」

「七星Aです、本年度よりこちらの学園でお世話になることになりました、よろしくお願いします」

「生徒会会長の中間淳太です、クラスは3‐S、こっちこそよろしゅうな」

そう言って手を差し出す中間にAもその手をとる

「よし、じゃあ入学式の話をしよう」

三人で軽く入学式の話をし、体育館へと移動した

入学式は波乱の幕開け!?→←Prolog



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作者名:霧島るな | 作成日時:2019年3月31日 21時

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