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明日なんてすぐやってきてしまうもので。
A「よし…」
母「なに、どっか出かけるの？」
A「昨日言ったじゃん！
櫻井くん家でパーティーするの」
母「へえー…
Aがパーティー？笑」
A「うるさいなっ！
お母さん、お父さんと出かけるんでしょ！
どうせ1人だったんだからどこ行ったっていいじゃん」
母「はいはい笑」
A「あ、遅刻しちゃう…！
行ってきます！」
母「行ってらっしゃーい」
ヒールで全速力ってキツいな…
汗掻かないか心配しながら早歩きで行くと、もうすでにブラウンのダッフルコートを着た櫻井くんが待っていた。
高そうな腕時計…
A「櫻井くん…！」
翔「あ、Aさん」
A「ごめんね櫻井くん、寒いのに」
翔「ふふ、そんなに待ってないし急がなくてよかったのに。
俺はいつでも待ってられるよ？」
A「でも…」
翔「じゃあさ、
名前で、呼んでもいい？」
A「え…？」
翔「おたがい…呼び方変えようよ。
…A」
男の子に呼び捨てされたことなんてなくて。
心臓がドクンって音を立てた。
A「さ…」
翔「翔。
俺…翔だよ。
呼んでよ…A」
近づいてきてぎゅって手を握られた。
そんなに待ってないなんて、ウソ。
手、冷たいもん。
また心臓ドクンって音を立てた。
A「翔……くん…」
翔「うん…
行こっか」
手を握られたまま、2人の足は動き出した。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：lovenectar | 作成日時：2015年12月25日 23時
