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「Aなにニヤニヤしてんの？」
さっそく相談しようとしていたトモちゃんに話しかけられた。
A「そんな顔ニヤニヤしてた？」
トモ「うん。
で、どうしたの？」
A「実はね…」
トモ「Aはそういう届けるイケメンみたいなのに弱いからね〜。
またいつもみたいに軽く惚れただけじゃないの？」
A「ほんとに！」
トモ「はいはい笑
ま、がんばりな」
A「ほんとにそう思ってる？」
トモ「思ってるってば笑
それよりもまわりの男子でもいいんじゃないの？
ほら…」
A「え…？」
「おはよう、Aさん！」
A「櫻井くん…」
トモ「Aのこと、好きらしいじゃん」
A「えっ…!?なにそれ」
小声で耳打ちしてきたのは、聞いたこともないことだった。
トモ「知らないの？噂になってるじゃん。
Aほんとそういうの疎いよね〜」
A「悪かったわね」
翔「何話してるの？」
A「う、ううんっ！なんでもない…！
あー、今日数Ｉだあ！やだなあ」
トモ「話題の変え方ヘタクソかよ笑」
翔「数Ｉ苦手なの？」
A「そ、そうそうっ！理数系苦手で…」
翔「俺けっこうできると思うから、今度勉強会しない？」
トモ「櫻井くんすごい頭いいもんね〜。
私も理数系苦手だから、ぜひ教えてあげて？」
A「ちょ…っ」
何勝手に言ってんの…！
翔「楽しみだね」
A「うん…」
人気者の櫻井くんがなんで毎日私に話しかけてくるかもわかんないのに…
好きなんて、ありえないよ…
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名：lovenectar | 作成日時：2015年12月25日 23時
