死 ページ3
「.....」
崖についた。
下を見下ろすと青々とした緑が生い茂っているのが見えて、少し安心を覚えた。
どうせ私なんて死んでもいいんだ。
苦しい生活なんて、もう、したくない。
それでも、飛び降りるのが怖かった。
ずっと、ずっと、うずくまっていた。
「今さら、なんで、怖がるの.....っ」
かれこれ30分くらい、そうしていた。
「ねぇ、貴女、そんなところで何をしているのかしら？」
誰かに声をかけられた。
後ろを振り向くと、
私の顔くらいの大きさの妖精が居た。
「...死にたいんです。毎日がとっても辛くて。でも...怖くて。」
「そうなの、じゃあ、私が手伝ってあげるわ。」
「えっ.....」
その瞬間、私は浮いた。
「魔法が消えたら、貴女のお望み通りよ。」
妖精は何故か嬉しそうにしていた。
「.....」
声が出ない、足が震える。
でも、死ねるのなら、何でもいい。
そう思って、目を__________
『俺は貴女を死なせはしません。』
夢で聞いたあの声が聞こえた。
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りるりる(プロフ) - 玖蘭零☆さん» ご指摘ありがとうございます！急いじゃって外すの忘れてたみたいですね.....外しますね！ (2017年11月29日 6時) (
レス) id: 2275e8f96f (このIDを非表示/違反報告)
玖蘭零☆(プロフ) - オリジナルフラグ外してくださいねー (2017年11月28日 23時) (レス) id: 449d26bdad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りるりる | 作者ホームページ：http://twitter.com/you_fismo
作成日時：2017年11月28日 22時
