検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:78,239 hit

24 ページ25

ドンっ

まふ「顔見してください。」

鈴木さん。「え・・・。」

まふ「本当は女性なんですよね?」

鈴木さん。「違います。」

まふ「じゃあ顔見してください。」

もう・・・隠せないな。

鈴木さん。「はい。女です。」

私は自分の息で熱くなったマスクと、

かぶってるだけで蒸れてしまう帽子をとり、

十分くもったサングラスを外した。

まふ「本当なんだ・・・。」

A「本当。」

まふ「そうだ!連絡先交換しません?」

A「そうですね。でも、まずは名前ですね。」

まふ「だね!」

あら、かわいい。

A「でもまずこの壁ドン体制から戻しましょう。」

まふくんの顔が近くて心臓、ばっくばくだからね。

その時、想像もつかないことが起きた。









がちゃっ









そらる「まふまふ〜。mixの件で相談が・・・

え?」

そらるさんがリビングに・・・

今、壁ドンされてるの見られた。

そらる「え?え?なんで?

壁ドン?なんで変装とってんの?

意味が分からないんだけど。」

A「そらるさん!これは!違うの!」

そらる「何が違うの?」

そういうとそらるさんは小刀を素早く取り出し、

こっちに襲ってきた。

まふ「危ない!!」

私は思わず目をつぶった。









ざくっ









まふ「っつ・・・。」

鈍い音とともにまふくんの小さい声が聞こえた。

恐る恐る目を開けると・・・

血だらけのまふくんと血の小刀を持ってるそらるさん。

そらる「あ・・俺・・・まふを・・・。」

A「まふくん!血が!」

まふ「大丈夫・・・腕だから。」

いや、腕でも大丈夫じゃないでしょ。

まふ「本当大丈夫・・・。包帯があるから・・・。」

A「まふくん・・・。」

〜〜〜

まふくんは包帯をしました。

そらる「まふ・・・ごめん。」

まふ「大丈夫ですよ。それよりどうかしたんですか?

急に怒りだしたように。」

そらる「いや、あの、ごめん・・・。」

まふ「言いたくないですか?」

そらる「うん・・・。」

まふ「そうですか・・・。」

まふくん・・・そらるさん・・・

もしかして自分が悪いんじゃないか。

こんなのになって。

そらる「A。」

A「え?」

急に名前を呼ばれた。

そらる「帰ろう。一緒に。」

A「え・・・。や・・・」

なぜか「だ」が言えない。

1文字だけなのに。

そらるさんの悲しそうな顔のせいだろうか。

「嫌だ。」たった一言が言えない。

A「わかった。」

言ってしまった。

そらる「ありがとう。」

もう、後戻りはできない。

25:一昨日更新してると思ってたらしてなかったw→←23:評価やばいw



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
96人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , そらる
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みは - ヤンデレ…最高でした!(語彙力が…) (2021年7月28日 12時) (レス) id: 85500f5e3f (このIDを非表示/違反報告)
やもりもどき(プロフ) - あれ!?いつの間にランキング40位いってる!?ありがとうございます!! (2018年9月28日 19時) (レス) id: 5f1e5ed9dd (このIDを非表示/違反報告)
やもりもどき - てか、もうこの小説完結してるんでお気に入り外してもいいですよ。 (2018年7月27日 16時) (レス) id: 5f1e5ed9dd (このIDを非表示/違反報告)
やもりもどき - あれ!?いつの間に60000HITいってんなぁ。ありがとうございます! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 5f1e5ed9dd (このIDを非表示/違反報告)
やもりもどき - あれ!?ハコピーさんのコメントが消えてる!!?なんで??? (2018年5月26日 20時) (レス) id: 5f1e5ed9dd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やもりもどき | 作成日時:2018年1月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。