○ ページ8
*Asaid*
ユノ｢お前はAだろ？｣
いきなり抱き付かれて驚きながら少し混乱するが誤魔化すようにする。
『ど、どうされましたか？
A様は誰の事ですか？』
言い切った！と思いながら恐る恐る。
ユノはAから離れた。
ユノは怒っているかのように低い声で話す。
ユノ｢お前はAだろ？｣
『貴方に関わる事もありませんので名乗りませんよ。それにA様ついては私に聞かれても分からないので他人に当たってください。』
心の中で、言い過ぎた....！と叫ぶが平常心平常心と呟くA
ユノ｢お前の魔力はAと同じ感覚、そしてお前の姿はAにそっくりだ。声もだ。
何度も言わせるな。
俺たちはお前の事を心配してきたんだ！
誤魔化すのも、いい加減やめろ
演技が下手くそのも相変わらず。｣
後ろにいるノエルたちは、ヒソヒソする
ノエル｢あの二人....知り合いなのかしら？｣
ミモザ｢えぇ、そのようですわね｣
クラウス｢わからん｣
話に付いていけない三人は、ただ見守るしかなかった。
ユノ｢答えろ、お前はAだろ？｣
何も言えずにいたAは戸惑い始めた。
『それは....』
誤魔化すのも通じないし、素直に伝えた方がいいかもしれない。私を心配掛けている。
ユノが怒っているのも初めて見るが可笑しくない状態だ。
もう素直するしか無いわね
いつも通りに素直で言おう。
『うん....
私はAだよ。
貴方たちから去った私は、ある人が私を助けてくれて、今、魔法騎士団に所属しているわ。
今まで、ごめんなさい』
頭を下げ謝る。
すると、いきなりユノが私を抱き付かれてきた。
また!
ユノ｢心配してんだよ....バカヤロー.....!｣
『うん....』
ユノは、軽くすすり泣きする。
後はアスタも謝らなきゃ。
*
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作者名：神様 | 作成日時：2019年11月21日 5時
