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「石森さん

さっきはありがとー!」



『ありがとー』



「A!?」


あゆみの肩に顔を乗せてそう言うと、驚いたような顔をした石森さん。


「A関係ないじゃん」



『いや、数学分からなかったから、友としての役割を果たせなくて申し訳ないという気持ちが…』



「絶対嘘でしょ!!」





「おーい
次移動だぞ」



『あー、そうだ』



「行こー石森さん」



『おいで』






「あれ?


石じゃん?」




「ん?」



『…?』




「え、うっそ 真聖学園行ったんじゃないん?

落ちた!?」



「まじかよ!
頭の良さだけが取り柄なのに!」



その後も、その人達から出てくる言葉は何となく予想できてたものだった。





「なにあのクソ集団」



「石森さん真聖落ちた人か どうりで…」



「望んでこっち来たかもしれないじゃん」



「いやねぇよ こんな滑り止めクソ私立」




『まぁ…大分頭よさそうだったし…それはないかな』








あぁ、いじめか。


石森さんは、虐められてたんだ。



すごく申し訳ないけど、少しそんな雰囲気はしてた。



この学校のレベルに合ってない頭の良さにそぐわない制服の着こなし、たどたどしい態度。


全て気になってた。














放課後は、界がどこかへ行ったけど気にせず帰ることにした。


今日は、1人で。




いつものように、駅にへ行って電車に乗って帰ろうと思った。



なんとなく1人で帰りたいから、なんて思って帰ろうとしたことに後悔してる。


現在、いわゆるナンパをされている。


通りゆく人達はもちろん知り合いもいないし、今日は友哉とも帰ってない。



ナンパされたら友哉が助けてくれるから、あの顔だったらナンパした男たちが皆逃げてく。




『すいませーん、早く帰りたいんですけど』




「いやいや、ちょっとくらいいいじゃん!」と手を離してくれる様子はなくて。



手を引き抜こうかと思ったけど、それもダメだった。

やっぱり男女の体格差は大きい。




これはどうしようかなー…とかなり困っていた。


その時、界でも、友哉でも、あゆみでもない、ピンクの髪の人が現れて______________________

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麗彩(プロフ) - 面白いので、無理しない程度に再更新して欲しいです! (2022年12月15日 21時) (レス) @page24 id: 4754d7c653 (このIDを非表示/違反報告)
リュイ - そらくーん!!!! (2022年3月31日 17時) (レス) id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - Rain。さん» これからも楽しみにしてます!!!! (2022年3月20日 18時) (レス) id: 5a0c9ff92a (このIDを非表示/違反報告)
Rain。(プロフ) - ぴよさん» 長らくおまたせしてすいません…!待っててくださってありがとうございます〜! (2022年3月20日 17時) (レス) id: 16d87e8fac (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 更新歓喜、、、(;_;)!!! (2022年3月20日 17時) (レス) @page20 id: 5a0c9ff92a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rain。 | 作成日時:2021年10月3日 2時

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