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夏休みに入る直前の暑い日。その日も当然のように2人は一緒にいて、俺のメンタルはズタボロになっていた。
｢あっ平野くん！Aでしょ？今呼ぶね！｣
いつも通り元気に放課後の教室にやってきたあいつ。君の親友ちゃんが1番に気付いて、君を呼ぼうとしたそのときだった。
｢あ、ごめん〜今日はAじゃない人に用があるんだよね…｣
あいつは申し訳なさそうに親友ちゃんにそう伝えると勢いよくこっちに手を振った。
｢君！そこにいる君！こっち来て！！！｣
｢………え、俺？｣
大型犬のようなそいつは元気よく頷いて、俺に手招きをする。
もうあとは帰るだけだし、断る理由もないのでそいつのところに向かう。そいつは俺の手を掴むとキラキラとした瞳をこちらに向けて元気よく話し始めた。
｢この前のダンスの授業でお手本してたの！！君だよね？？！！俺小さい頃からダンス習ってるんだけどさ！！同年代であんなにキレキレに踊る奴初めて見た！！俺平野紫耀！！君は？？｣
一気にまくしたてるように話すそいつ。ご主人様が帰ってきて喜ぶ大型犬みたい。
｢俺も一応小さい頃からダンスやってるから…俺は高橋海人、よろしくね。｣
よろしくする気なんて一切ないのに何故かよろしくねと言ってしまった。多分こいつのペースに乗せられたんだと思う。
｢海人か！！よろしく！俺は紫耀でいいよ！！海人はどういう系統のダンスが好きなの？俺はね〜｣
人懐っこくてどうにも突っぱねることができない感じ。普段の俺みたいだから既視感はあるけど、人にされるのはどうにも慣れない。
そもそも俺は普段から甘やかす側ではなく甘える側だしね。
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
