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｢Aちゃん〜！！！｣
授業が終わってすぐに君に声をかける。君は教材を片付ける手を止めてこっちを向いた。
｢Aちゃんのおかげで無事に課題出せました！本っ当にありがとう！｣
｢よかった〜！やっぱり一緒にやってたからちょっぴり心配だったんだ…でもちゃんと出せたなら何よりです！｣
ニコッととてつもなくかわいらしい笑みを浮かべる君。もし某ファストフード店で働いていたら、多分全人類が君のスマイルをオーダーすると思う。
｢本当にAちゃんには感謝してもしきれないよ…それでさ、今回の件でめちゃめちゃお世話になったお礼がしたいんだけど、今日の放課後って空いてる？｣
｢えっお礼？いいよいいよ、私がしたくてしたことだから気にしないで！｣
申し訳なさそうな表情で断るAちゃん。断られることは想定内。
｢じゃあさ、このお礼も俺がしたくてすること！だからAちゃんさえよければ俺からお礼されて欲しいな？｣
そう言うと少し俯いて考え込む君。お願いだからいいよって言って、俺にはこれ以外の方法思いつかなかったからさ。
｢う〜ん…そういうことなら仕方ないか。分かった！海人くんにお礼されちゃうね(笑)｣
君はパッと顔を上げるといつもの微笑みを浮かべて、俺の望んだ返答をくれた。
｢やった〜！それじゃあ今日の放課後、楽しみにしててね！｣
｢はーい！期待してます！｣
君と別れてすぐに廉のところに向かう。
｢い、いけた！成功した！Aちゃんの放課後確保したよ！！｣
｢マジで！？でかした海人！やればできるやん！！｣
わしゃわしゃと俺の頭を撫で回す廉。
｢ちょ、廉、せっかく早起きしてセットしたのに崩れちゃうから撫で回すのやめてほしい…｣
｢え？セットしてたん？｣
｢えっ、春から毎日してるけど？｣
｢…ガチ？1年の頃とあんまり変わっとらんよ？｣
…神様、どうやら俺の半年間の早起きは無駄だったみたいです。
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
