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｢いやっあのね！？変な意味じゃなくて…海人くんといると落ち着くから、こんな風に過ごせたら楽しいな〜って思っただけで…あっいや、迷惑だったら断ってくれて構わないからね！？｣
急にあたふたし始めたAちゃんは、取って付けたような言葉を並べた。
驚きが俺を満たしていて、上手く頭が回っていない気もする。それでも、口からはするりと言葉が出てきた。
｢いいよ、これからはここでお茶しよ！｣
｢ほんと！？やったー！嬉しい！！｣
そこからはトントン拍子に話が進んでいって、ようやくまともに頭が回るようになったころには
｢じゃあ、毎月の第2金曜は適当にブラブラする。第4金曜はこのカフェに来るって感じでいいかな？｣
なんかすごい約束が取り付けられていた。
｢おっけー！Aちゃんと一緒に居られる時間が増えるの、すっごい嬉しい(笑)｣
｢えー？多分私の方が喜んでるよ(笑)｣
素直に喜びを顕にする君に、今更｢やっぱやめにしない？｣とは言えなくて、もう諦めることにした。
ねぇ、君の好きな人は紫耀なんでしょ？じゃあなんで俺にもこんなに優しくしてくれるの？
｢………………1つだけ聞いてもいい？｣
｢ん？なあに？｣
君は残っていたミルクティーを1口飲むとこちらを向いた。
｢俺たち、クラスメイトとか友達にしては距離感近すぎる気がするんだけど…俺たちの関係ってなんだと思う？｣
少し踏み込んだこの質問。君はゆっくりと瞬きをしてから、感情が読み取れない微笑みを浮かべた。
｢……………私と海人くんの関係に、まだ名前はいらないよ。｣
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
