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学校近くということもあり、カフェにはもちろんすぐについた。
窓際の心地よい日差しが入る席に案内された俺たち。メニュー表を覗き込む君は本当にかわいい。
｢よし！今日は課題のお礼だから俺の奢り！好きなものを頼んでください！｣
俺がそう言うとびっくりして顔を上げるAちゃん。
｢え！？そんな悪いよ…誘ってくれただけで嬉しいから…｣
｢もう〜俺がしたくてすることって言ったでしょ！気にしないで！｣
君は困ったように笑ってから言葉を紡ぐ。
｢うぅ…分かったよ。でもせっかく奢ってもらうならほんとに食べたいもの好きなように食べちゃうからね！｣
君はまたメニュー表を覗き込んで｢パンケーキおいしそう…あ、ラテアートやりたい…｣なんてぶつぶつと呟いて考え始めた。
失恋してから廉の家以外には遊びに行っていなかったので、俺のお財布にはかなり余裕がある。流石に奢るって言ったのにお金がないのは恥ずかしすぎるから春の失恋にほんの少し感謝した、かもしれない。
｢よし決めた！季節のパンケーキとミルクティーにする！海人くんは？どうする？｣
君は俺にも嬉しそうにメニュー表を見せてきた。
｢えっと〜…俺はミルクカフェオレとレモンケーキにする！｣
｢わかった！…すみません、注文いいですか？｣
丁度いいタイミングで回ってきた店員さんに君が声をかけて注文をし始めた。
これ、店員さんから見たら俺たちはカップルに見えるのかな？
そんなことを考えたらニヤけが抑えきれなくなって、注文する君を見つめて幸せな気持ちに浸る。
今日の俺はとても情緒不安定なようだ。
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
