一般人が十人 ページ10
すっかり時間が経ち、今日は雄英高校ヒーロー科の推薦試験に行く日。
ぼくはいつもはあんまり食べない朝ご飯もちゃんと食べてきた。
因みに朝からとは考えられないような重い、カツ丼だった。昨日夜にカップラーメン食べなくてよかった…と思っている。
いつもはかつきくんがぼくが遅くて、迎えに来て一緒に登校するけど今日は違う。
まぁでもまふてるがいるし…
そう思い隣を見ると、女の子が居た。
昨日のうちに個性の事をカミングアウトしてくれたから少しは助かった。
試験、絶対受かりたい…！
*****
「ここが雄英…！」
そう言って着いたのが雄英高校の門。ぼくが通っている中学校よりデカい。
知らない人が沢山いて、おどおどしていると、急に後ろから肩をポンッと叩かれ、ぼくは「わっ」と思わず口に出してしまった。
後ろを見ると、長いモサモサのおじさんがいた。
え？何この人。ホームレスにいそうな人…
そう思っていると、その人が「相川真冬…だよな。着いてこい」と言った。
ぼくは訳が分からず、とりあえず言われるがままにその人について行った。
(あれ…？そういえばこの人キャラクターでいたような…)
と思っていると、その人は足を止めた。
「入れ」
そう言うとぼくはその部屋に入った。
すると、その部屋にはちょこん。と熊か鼠かよく分からない生物がいた。
「やぁやぁ。君が相川真冬君だね？僕は校長の根津さ！
まぁ座り給え」
え、校長…？…あぁ、確かいたなぁそういえば。
そう思いながらも、ぼくは指さされたソファに座った。
「…えっと、ぼくはなんでこんな所に呼び出されたんですか…？」
そう聞くと、校長先生は驚いたような顔をした。
「あれ？もしかして伝わってなかったのかな？
まぁいいや。君は推薦は推薦でも＿＿
特別推薦なんだよ。」
「はぁ…？」
ぼくは校長先生の言葉に、思わずそんな間抜けた声が出てしまった。
すると、校長先生はケラケラ笑った。
「まぁ普通はそういう反応になるよね！」
と言うと、テーブルにあるコーヒーをずずっと飲んでまた一言。
「君の個性の話だ。
すまないが相澤君、彼と二人にさせてくれないかい？」
そういうと、相澤という方は部屋から出ていった。
そして思い出したのだが、相澤さんはA組の担任だった。
今は関係ないかな。
「もういいかな？では君の個性の話をするよ＿＿」
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サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！ (2023年3月28日 19時) (
レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - この作品をこちらで引き継がせて頂きます。パスワードも忘れてしまったので。 (2019年6月26日 7時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
りあ - そらるさん！ かな？ (2019年3月26日 11時) (レス) id: 3aea05a564 (このIDを非表示/違反報告)
へいへいへーい - まふ君をいじめたやつらは私が始末しておきます(｀・ω・´) (2018年8月25日 1時) (レス) id: 6d574c4663 (このIDを非表示/違反報告)
翠 - とても面白かったです！ヒロアカも歌い手さんも大好きなのでとても楽しく見させて貰っています!これからも更新頑張って下さい！ (2018年8月25日 0時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月ふうか | 作成日時：2018年8月23日 13時
