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A・ヴェルディ。出身は…バシラス国か。親は既に他界。身内は…なし、か。
バシラス…偵察を任していた兄さんの所在不明も気になる。だが兄さんは幹部だが顔は割れてなかった筈だ。それこそ情報収集で潜入もするのだ、細心の注意はしていると思う。
ザッ…ザザッ…
「…・か、…るか…誰か!」
「うわ!なんやうるっさ!」
インカムからノイズが聞こえ始めたと思えば今度は鼓膜がが破けるかと思うくらいの爆音が聞えてきた。
「!トントンか!お前何処おるん!」
「…ロボロか!ちよ、声大きいねん。それよか大丈夫なんか。倒れたんやろ?｣
「大丈夫やで。なんやスタンガンかなんかでバチッとやられてもうたん。で、何処おるん?」
スタンガン…そもそもどうやってあの部屋に入ったのだろう。監視室はこの城全てを把掘できることから他とは違う電子での鍵がかかっている。暗証番号も不定期に変更されるのだ。知っているのはロボロかその部下、そしてグルッペンだけ。
考えることが山ほどある。
「今は秘匿書庫におるで。」
「トントンの寝床か。」
「確かにここで何徹しとるかわからんけど。」
好きで徹夜しとるんやなくてコネシマやらゾムやらシャオロンやら大先生が一度たりともまともな書類をあげてこんせいや。
「トントン、監視カメラの場所は把握しとるか?」
「おお。」
「今その監視カメラ、どうなっとる?」
「どうなっとるってそりゃ、」
普通に稼働しとるんやないんか…と言いかけたが、監視カメラは見るも無残な姿に成り代わっていた。
「…あかん壊されとる。」
「やっぱりか。トントンは何か盗られたモンがないか確認しといてくれ。」
「わかった。」
あまり常日頃監視カメラを見なかったせいか全くもって変化に気が付けなかった。
あかんここには盗まれちゃあかんモンが山ほどあるのに…
ここ自体俺が常にいるというところから監視室のような厳重な鍵は施されなかつたのだ。
くそ、こんなもん燃やしゃー発やから襲撃にあっても大丈夫やろなんて過信してしまった自分が恨めしい。片っ端から書類を確認していく。
キリないで…
コンコン
「ん?」
「入りますよ。」
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レラ - 面白かった!! (2020年5月2日 14時) (
レス) id: c77952c361 (このIDを非表示/違反報告)
あずき・FB - 初めまして、めっっっちゃくちゃ好きです！！！(唐突な告白イベ) メイドになるっていう設定も凄いそそられます…！[ps.因みに続編見れなくて何回か意識がぶっ飛びました((( あぁ…非ログ勢はつれぇよぉ…(心の叫び)] (2019年12月13日 1時) (レス) id: 8e99c8eed5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼雨茶(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて何よりです(；A；)続編も楽しみにしていただけたら幸いです(>_<｡)またよろしくお願いします！ (2019年12月4日 20時) (レス) id: e407861195 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - とても続きが気になる物語です！勝手ながら、いつも更新待っています!(’-’*)♪これからの展開がとても楽しみです！ (2019年12月4日 17時) (レス) id: ccb5120fa0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼雨茶(プロフ) - 優里愛さん» コメントありがとうございます！もうそろそろ終盤です！お付会いの程お願いします！(>_<｡)ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。 (2019年12月3日 21時) (レス) id: e407861195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼雨茶 | 作成日時：2019年11月14日 9時
