Crazy

ビデオ ページ4

宇髄「おっ、これはボスの部屋か？」

ビデオが流れ始め、皆んなは飲み物とポップコーンを口に詰めながらモニターに夢中。

真菰「まだ出てこないね」


そう言えば、小さい頃はボスの部屋で遊んでたっけ...

輝哉「A、おやつの時間だよ〜休憩しよっか」




全員「『は？」』


『ちょっと一回ビデオ止めろ』

宇髄「え、今のボスか？」


『一体過去に何があったらあんなのになるんだ...』

無「確かに、だって今は...」


２日前＿

無「あの、そろそろ休暇が欲しいんですが...」

輝哉「ん？休暇かい？勿論、駄目だよ☆」


現在

『いや、もしかしたらボスって小さい子には表の顔を使ってたり...私たちが見てるのは裏の顔だよきっと』


錆兎「それより、続きが気になる。再生しよう」

ポチッ)


『はぁ〜い』



真菰「キャー♡超可愛い〜♡」


輝哉「でしょ？」


全員「『え？」』

え？今未来の私たちと会話してなかった？


宇髄「お前ら、考えたら負けだ」

確かに...！


輝哉「Aは5歳の誕生日に何が欲しいのかな？」

『欲しいもの？うーんとn「ボス、仕事の書r(パァッーン)...」


『あのっ、間違えじゃなかったら今、構成員に向けて撃ったよね？』

真菰「考えたら負けだよ」


輝哉「今は私とAが休憩してるんだよ...勝手に入って来るな【ピー】が...」



構成員「す、すみませんでした！！」

バタンッ！)


『あれ？さっきのお兄しゃんは？』

輝哉「ん？そんな人いたかなぁ？きっと気のせいだよ」


『そっかぁー！』

無「無邪気で純粋で可愛いけどさ、鈍感だよね...なんか周りの変化に気づいてない...」

『あの頃の私はどうかしてた...』


輝哉「ほら、このトランクを持ってごらん」


錆兎「なんか嫌な予感がするから止めて良いか？」

義勇「いや、もう少しだけ見てみよう...」



『ん？こ、これ...すっごく重いねっ！』

輝哉「これかい？このトランクに入っているのはお金と言うんだよ」


『おかね？』

輝哉「うん、これがあれば何でも出来るんだ」


ポチッ)



『結果 子どもは純粋で可愛い』

真菰「いや、ちょっとこのビデオ見ててツッコミむところ満載だったよ」

宇髄「見てはいけないヤツを見てしまったとはな...」



ザーッ、ザーッ)

『あれ？砂嵐？』

無「え？ビデオを一時停止にしただけなのに...」

『まさか無一郎って機械音痴？』


無「違う、君よりマシな方だよ」



ビービー！)

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