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夏油「どうやらここみたいだね」
直哉「低級しかおらんやん だっる」
直哉と夏油は任務である中学校にきていた
直哉「傑君1人で行ってくれへん?僕の術式的に向いとらんもん」
夏油「本音は?」
直哉「気分が向いとらん^ ^」
夏油「嫌だよ。私1人じゃ疲れる」
直哉「えー。お願ーい♪」
直哉は手を顔の横に持っていきお願いポーズを取っている。宝石眼をうるうるとさせながら上目遣いで夏油を見る その姿は大変可愛らしい 見た目だけなら一級品だ
夏油「うっ、、、いや、ダメだそんな顔してもダメだ騙されないよ私は」
夏油はなんとか気を持ち直す
直哉「なんや、つまらんの 悟君なら騙されてくれるんに」
夏油(まぁ悟ならイチコロだろうね)
2人はそう話しながらも呪いを祓い続ける
夏油が「そういえば」と声を出す
夏油「直哉は、普通の武器も使うんだね」
直哉「あーこれな、あんま言わんといてな。ぶっちゃけ獲物使うのダサいと思うとんねん」
夏油「武器を使うのがダサい?なんでだい?」
直哉「やって獲物がないと勝たれへんってことやろ?意外とおんで同じ考えのやつ。オレの兄さんらもブラブラとみっともないねん まだ甚爾君の方がマシやわ」
夏油「君はお兄さんが嫌いなのかい?」
直哉「嫌いや。弟よりデキの悪い兄なんか居る意味ないやろ 首括って死んだらええねん」
そう言った直哉の顔は時折みせるあの、表情
酷いことを言ってる癖にまるで、まるで自分が言われたようなそんな悲しそうな表情
その表情に夏油は何も言えなくなる
夏油「そうか。まぁ私にはその気持ちは分からないがあまり言い過ぎはよくないよ(困笑)」
直哉「ホンマのことしか言うとらんもん」
そう言ったきり、直哉はもう話す気がないようで黙々と呪霊を祓い続ける
夏油「よし、帳も上がったし祓い終わったようだね」
直哉「はぁ、疲れたわぁ 強いやつより雑魚の方が気疲れするわ」
直哉はげんなりとした顔で言った
夏油はそんな直哉の年相応の顔を見て少し嬉しくなった
彼は少しずつでもあるが、自分に心を許してくれているらしい。入学当初こそ、「一般家庭出の癖に」と馬鹿にしていたのに
夏油「直君、帰りに補助監督の人にお願いしてラーメンでも食べに行こう」
直哉「オレそれ食べたことないわ!食べて見たいと思っとったねん」
そう言ってキラキラとした顔で頬を赤く染める直哉
夏油(本当、可愛いな そんな顔したら甘やかしちゃうね)
「行こうか」と言って2人は歩き出した
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ウジン(プロフ) - コノハさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2021年3月24日 10時) (レス) id: f3dee7ce1e (このIDを非表示/違反報告)
ウジン(プロフ) - 夜さん» そうなんです!!別の小説でも宝石眼設定してて!ほんと好きなんです!ある姫 アーティ可愛いですよね^ ^ (2021年3月24日 0時) (レス) id: f3dee7ce1e (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 宝石眼ってある姫(省略)のですか? (2021年3月23日 23時) (レス) id: ab019124cf (このIDを非表示/違反報告)
コノハ - すっごい面白いです!夢主居ない小説珍しくて新鮮でした!これからも頑張ってください(*´ω`) (2021年3月22日 18時) (レス) id: 54f7813685 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - 面白いのでもっと伸びてほしいです…。直哉くんなかなかにいい性格しててすごい好きなので、こういう作品待ってました!!作ってくださりありがとうございます!!!更新はご自身のペースで頑張ってください! (2021年3月20日 1時) (レス) id: e48596db7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウジン | 作成日時:2021年3月19日 20時