【呪術廻戦】クズ？知っとる笑 【禪院直哉】

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甚爾は天与呪縛により与えられたフィジカルギフテッドの特化型で、呪力を全く持たない代わりに強靭な肉体を持っている


甚爾がまだ禪院にいた頃何度か直哉も甚爾と組手をしたが一回も勝てることなくそのまま甚爾は家を出奔した。

そして彼は直哉を未だに人がいない所でだが女扱いをしてそれに怒る直哉をみて楽しんでいる

そう言うところが直哉は大っ嫌いだった。


数年ぶりに会ったが甚爾は相変わらず直哉を揶揄って遊ぶ。

甚爾「まぁ、オフザケはここまでにしておいて俺今、結婚して子供いんの。名字も今は向こうの名字になった。
そんで、俺の子供は完全に"持っている側"だ」


直哉「っ！術式はなんや？」

甚爾「さぁな、まだ生まれたばっかで術式は発現してねぇよ。」

直哉「このこと他に誰が知っとるん？」

甚爾「まだお前にしか言ってねぇよ。」


直哉は顔を歪めた
それもそのはずだ、甚爾の感はあたる(賭け事以外)。もしその子供が相伝持ちなら100%その子が禪院を継ぐだろう
そうすれば直哉の今までの努力は水の泡だ
そして、もっと最悪な結果自分は後世の為とその子供と結婚させられるかもしれない
この家ではその可能性の方が高い


直哉が顔を歪めていろんな可能性について考え綺麗な顔を歪める

それを見た甚爾は満足そうに直哉から離れ背を向けて歩き出す


甚爾「今年から高専に通うんだろ？オメデトサン。じゃあな、直哉チャン 精々オレの子が相伝待ちじゃない事を祈るんだな」



そう言って甚爾は禪院家を後にした


直哉はその憎たらしい後ろ姿をずっと睨んでいた


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