32話 ページ33
〜〜〜〜4年後〜〜〜〜
棘が忍になると言った日から4年がたった。
元々の運動神経と持ち前の頭の良さで棘はカカシ達の修行でグングンと力をつけた。
呪言のコントロールはまだ完璧には出来なかったが、これくらいならと上のものも棘が忍者になることを認めた。
まぁ、呪言を持っている棘を里の管轄におきたいと言う嫌な考えもあったが。
そんなことはつゆ知らず、棘は今日から新生活が始まる。
3代目「本当にここを出ていくのか?1人で大丈夫か?わしは今までのようにここにいてくれて構わんぞ」
棘「おーかーかー!たかな」
(だーめー!1人で大丈夫!)
そう。今日から棘は火影邸を出て一人暮らしを始める。ウキウキしてる棘と反対に寂しそうに火影は言う。
棘「ツナツナ、こんぶ、明太子!」
(出ていくっていっても、そう遠くないし偶には顔出すから、安心して!)
棘のその言葉に3代目はまた寂しそうな顔を浮かべるも大きくなった棘を見て嬉しく思う。
3代目(4年前、わしの腕で今にも死んでしまいそうな顔で震えていたのに、本当に大きくなったものじゃ。)
棘「しゃけ!すじこ、たかな!」
(じゃあ、もう行くね!また今度ね!)
3代目「あぁ、体には気を付けて。あまり無理をするでないぞ。辛くなったら何時でも来なさい。ここはお主のもう1つの家じゃからの」
その言葉に棘は
棘「しゃけ!!」
そう言って笑顔で手を振り火影邸を後にした。
棘の忍者への第一歩だ。
棘「明太子、高菜?」
(ところで、アカデミーってどこだっけ。)
ものの数分で迷子になってしまった棘だった。
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作者名:ウジン | 作成日時:2021年2月27日 15時