32 ページ2
『Aちゃん!!!』
さっきまでの疲れは吹き飛んだかのように走っていく大我とジェシー
美勇人を引っ張りながら走る真奈。
真「A!A!」
ジェ「何もされてない!?」
京「Aちゃんー涙」
美「あははは。」
安「お前ら!そんな一気に喋んなよ!」
ワイワイ騒ぎだすところに近づく俺。
「みんな・・・ありがとう。」
ジェ「俺ら強いから!」
京「へへへ。」
安「まぁね!」
松「一番は樹だよ。」
北斗の言葉でみんなの視線が俺に集まる。
樹「俺はっベ、別に・・・」
真「なーに照れてんの。」
美「わーっていってたよな。」
京「わーってね。」
ジェ「そうそう。」
樹「だーかーら!俺はね!」
散々言われて騒ぐ俺
そんな俺と目が合うと
「じゅりっ・・・!」
安井の腕から抜けて
樹「うぉっ!」
俺に飛び込んできた。
樹「え、え、え、え、え」
パニックな俺と
怪しい笑みでみてくる真奈と
ぽかーんとしている4人と
眠そうな美勇人
でも、なんとなくわかったから
樹「どうした?」
できるだけ優しい声を出すよう心がけて話しかけた。
ただ俺にしがみつくようにして震えるA
やっぱりだいたい想像通りだなと思った俺は
震えが止まるよう、安心するよう
抱きしめた。
ぽかーんとする4人の目がさっきよりも開いたような気がしたのは見なかったことにして。
真「よしっ!無事見つけたし帰ろう!」
真奈の言葉でその場から動きだした俺たち。
だいぶ落ち着いたAと並んで手をつないで歩く。
こんなことに何も言わないAは俺を幼なじみとして
昔のことを知っているから黙っているだけ。
そう思うとなんかもやっとする。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
haru - この作品本当に大好きです！！最後は、安井くんかそうでなければ樹くんとくっついてほしいです！！ (2014年11月23日 14時) (
レス) id: d4d83767fc (このIDを非表示/違反報告)
安井なつみ(プロフ) - 雷鳥さん» もちろんです！ (2014年10月4日 20時) (レス) id: 4a7771359c (このIDを非表示/違反報告)
雷鳥(プロフ) - 安井なつみさん» ありがとうございます！これからもたくさんよろしくお願いいたします( ´∀｀) (2014年10月4日 18時) (レス) id: a456772963 (このIDを非表示/違反報告)
安井なつみ(プロフ) - このお話大好きです！これからも頑張って下さい！！ (2014年10月4日 16時) (レス) id: 4a7771359c (このIDを非表示/違反報告)
雷鳥(プロフ) - パセリ王子ｍさん» ありがとうございます！亀更新ですがよろしくお願いします！いつもコメントありがとうございます。 (2014年10月1日 18時) (レス) id: baf973a73f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雷鳥 | 作成日時：2014年7月25日 17時
