#07 ページ17
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『いいん、ですか』
(あなた達の家に…… “ 帰る ” と言っても)
「あぁ、もちろん」
『…私世間知らずで、馬鹿なこと平気で言っちゃいます』
「ちゃんと教えたるよ」
『それにズボラで、鈍臭いですよ』
「ははっ、確かに鈍臭いなぁ」
『…朝も起こしてもらわないと起きれないです』
「そんなん誰でも起こせる」
『私朝ご飯はパンが良いです』
「それはセンラに言え」
「もーいいかぁ？さすがにもうええやろ」
『あ、あと……えっと…他になにか…』
「見つけても解決するだけや」
『うぅ…』
「観念して大人しく家もろとき、な？」
『……ふふ、はい』
乗せた手のひらから伝わる暖かい体温に ほっとする。
「ほら、うらたん」
手を引かれて戻ると、門口に彼らが立っていた。ご立腹のセンラさんに、頬を膨らませているうらたさん、愉しげに笑っている坂田さん……そして、やれやれ顔の志麻さん。
(ここは、四人のお家。私は本当にここに…)
とん、と背中を押された
「まぁ聞いたってや」
隣のアメジストが少し愉快げに変形した。
「……ごめん」
そう発したのは、膨れっ面の彼だった
『いえ、私こそ………私を思って言ってくれたのに、失礼な事を…』
「いや…別に…」
『…迷惑では、ないのですか？』
「え？」
『私が、その……ここに居てしまっても…皆さん、本当にご迷惑では…』
「そんなことない！！寧ろ俺は居て欲しいからっ、……ぁ」
『いて、欲しい…？』
「うらたあぁん！！やるやあぁぁん！！！」
「あははははっ、はぁ〜〜〜センラうるさぁい」
「うらたさん、顔真っ赤やで」
「…コホン、とにかく、こんな男だらけの所には 多少なりとも華があった方が良いだろ」
『はな…？』
「あ、いや、だから、………そう、お前は 花 だ。だから何も考えず、ただ気楽にここに居れば良い』
注がれる優しい声と、優しい視線
『ありがとう、ございます』
迷子の小鳥が、ようやっと宿り木を見つけたような。
. . .
いやこれからも続きますよ？？
宿り木見つけて はいサヨナラ じゃないですからね。
あまり皆さんの口調を捉えられてないかもしれませんが、おかしいと思っても道端の雑草みたいに何も考えずに通り過ぎちゃって下さい。
今回はバリバリのファンタジーラブコメなんで……それっぽい魔法の表記、頑張ります。
生存確認や裏設定はTwitterにて、これからもどうぞ良しなに。
さざんか
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さざんか(プロフ) - こはさん» 嬉しい〜!!😭✨️めちゃめちゃ心に染みます…🥲お陰様で、頑張ろうと思えました！ありがとうございます！✨️ (4月24日 22時) (
レス) id: 0d4c90c531 (このIDを非表示/違反報告)
こは - めっちゃ面白いです！すごく凝った設定で、全然二次創作とは思えません！オリジナルを作ってもおかしくないです!!!更新頑張ってください！！！ (4月24日 20時) (レス) @page50 id: 80de9c91a3 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - 結月。さん» えぇ〜!!めちゃめちゃ嬉しいです〜!!😭一言一句励みになります🥲優しい言葉をくれるあなたの為にも、これからも書き綴って参ります😌✨ (2023年4月16日 13時) (レス) id: 582aff8f8e (このIDを非表示/違反報告)
結月。(プロフ) - さざんか様の描かれるお話すごく大好きで、このお話も本当にすごく大好きです；；日々の癒し時間になっております…。これからも応援しております！ご無理のない範囲で大丈夫ですので更新楽しみにお待ちしてます。最後までついて参ります！ (2023年4月16日 5時) (レス) @page50 id: 286dc51d91 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - Famiraさん» きゃ〜嬉しい〜!!ありがとうございます〜！😭✨そのお言葉が励みになります🥲✨️ (2023年4月13日 2時) (レス) id: 582aff8f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さざんか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/madotoku1/
作成日時：2022年4月6日 2時
