検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:14,429 hit

▼流星くんについて知りたいのに ページ16

.







「あー!!A!!!お前、寝坊って時間ちゃうやろ!?」









お昼休みに飛んできた怪獣(重岡)。









「ちゃんと、4時間目に間に合ったから、ギリギリ寝坊だし、」








「いや、最早寝坊ちゃうから!あほ!!」








「こんなん言うてるけど、シゲ結構心配してたんやで?めちゃくちゃAに電話掛けてたし、、。あ、勿論、俺も心配したんやから」









そう言った神ちゃんに頭を撫でられる。









「ごめん、」









「ちょっとごめん、神ちゃん、A借りるわ、」








「へ?」








驚いている神ちゃんを横目にパッと腕を取られて、そのままズンズンと人を掻き分けて行く。









「え、ちょっ、、!!」









強めに抵抗してもシゲには抗えなくて、シゲも男なんだなぁ、なんて見当違いなことを思った。









.







そのままシゲにされるがままになっていた手がパッと離された。









「ちょっと、なんで、駅、?」









着いたのは高校に1番近い駅で。









「んふ、逃避行の旅、ってやつや」









「いや、授業は、?」









「いや、寝坊して、4時間目に来たやつが何言ってんねん!!」









「それをさっきまで注意してたのはどこの誰やねん!」









関西弁でツッコんでみると、やかましいわ、と頭を叩かれた。









「待って、私、お金持ってないよ?」









「そんくらい、俺が出すわ」









そう言うと、パパッと切符を2枚買ってきたシゲ。









そういう所はイケメンなんだよなぁ。









「へ?何ここ、知らない駅なんだけど、」









「おれも知らん、なんか難しそうな地名やったから買ってみた。」









「は!?何言ってんの!?」









「まあええやんけ、よし!!出発や!!」









前言撤回。コイツにはイケメンの“イ”の字も有りません。

▼眠気には勝てなくて→←▽まぁ、先輩として、な?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひめりんご | 作成日時:2020年4月30日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。