No.30 ページ35
爆豪「どーいうことだァこらワケを言えェデクてめぇ！！」
出久「うわああ！！！！」
かっちゃんがものすごい勢いで出久の元へ走って行く。もうその姿は敵だ…なんて感心してる場合じゃない！！
『……かっちゃん！！！』
私が念動力で動きを止めたのと同時に相澤先生が捕縛武器でかっちゃんを止める。
正直私の個性では力の強い相手に一瞬しか効かないので、助かった。
しかしあの勢いのかっちゃんの動きを意図も容易く止めてしまうなんて…やはりプロヒーローすごい…。
爆豪「ぐっ…んだこの布固っ…！！」ｷﾞﾁﾁ…
相澤「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ捕縛武器だ。ったく何度も個性使わすなよ…俺はドライアイなんだ」
((((個性すごいのにもったいない！！))))
その後すぐ先生はかっちゃんを離し、次を促した。かっちゃんの表情は固く、悔しさと怒りで溢れている感じだった。
麗日「指大丈夫？」
出久「あ…うん…」
お茶子ちゃんが出久の指を心配しに行ったのを横目にかっちゃんに声をかけるか否かを迷っていた。
……結局声はかけられず、そのまま個性把握テストが終了した。
結果発表の際、先生から最下位除籍は合理的虚偽だというお決まりのやつをやった後、出久は保健室に行くように促され、保健室に行った。
出久も心配だけど…一緒に帰る友達がいるし、とりあえず今日はかっちゃんだな！とかっちゃんの元へ向かう。
『かっちゃん！』
爆豪「…………」
…え、無視？
まぁこんなんいつものことだ。
『かっちゃん！一緒帰ろ！てか帰るから！』
爆豪「…………おい」
『ん？……おわっ！！』ｸﾞｲｯ
爆豪「今日俺に付き合え」
半強制的に一緒に帰ろうとしていたら、いきなりかっちゃんに手をかなり強引に引かれる。
これぞ、本当の強制的だ…私はまだまだ甘っちょろかったな…。
((((あいつらの関係って一体？？))))
そのままかっちゃんに連れて来られた場所は、家の近所の公園。
ベンチが塗装した直後だった為、とりあえずブランコに座った。
…………………………。
お互い沈黙が続く。
一緒に過ごしてきた時間が長いからか、別にその沈黙にストレスなどなく、むしろ居心地がいい。
爆豪「……ずっと俺を騙してたのか」
『…え？もしかして出久のこと？』
そう聞くと、そうだと言わんばかりに睨まれる。
やっぱりそれ聞かれると思ってたけど…どうしよう。
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れん(プロフ) - 夢莉シアさん» いえいえ！ご指摘頂いてありがとうございます！また何か発見したら是非教えて下さい(^^)これからもよろしくお願いします！ (2018年2月1日 16時) (
レス) id: eff7115f83 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉シア(プロフ) - れんさん» そうですね、そのような設定で差し支えないと思います。ご迷惑おかけしました！これからも更新頑張って下さい。応援してます！！ (2018年2月1日 10時) (レス) id: d009d584ab (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 夢莉シアさん» ご指摘ありがとうございます。実は作者も分かってて書いてます。ついに痛いところをつかれてしまった…というような感じです(^^; 一言添えるべきだったこと反省しております。…その稀なケースという事でご容赦頂けないでしょうか？ (2018年2月1日 8時) (レス) id: eff7115f83 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉シア(プロフ) - 一卵性双生児で男女の組み合わせは基本的に産まれないと言われています。産まれたとしても相当稀なケースだそうです。なので、設定を少しだけ変えた方がいいと思います。個人的に、違和感を感じたので。余計な口出し、長文失礼しました。 (2018年2月1日 5時) (レス) id: d009d584ab (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - ジュリさん» コメントありがとうございます！これからもカッコ良くてツンデレなかっちゃんたくさん書きたいと思ってます！ (2018年1月19日 22時) (レス) id: eff7115f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2017年10月5日 15時
