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貴「スタート→」オ「トータル→」駄「ルーマニア→」貴「珍しく普通に続いたね!!」駄「」← ページ30

もう語るものさえ居なかったから、

記憶は遥か遠く、掻き消えそうだがな。

あれはまだ、私が妖怪になったばかりの頃だー………。

人1「また二人一緒に居るわよ。」

人2「仲が良いわねー。」

他の奴等に私は、ただの人間の男(男に見られていたか怪しい。)に見えていた。

私は並んで寄り添うほど、親しい人間がいた。

?『オロチ!!遊ぼ!!』

オ「はいはい。」

相手がなんだろうと疑う事を知らぬほど、小さなその姿。

?『ね、これは信頼の証だよ!!』
といってゆびきりげんまん一つ。

?『絶対嘘を吐かない事!!』

誓うは嘘を吐かぬ事。

ずっと絶対、側に居るよと

オ「???とずっと一緒に居る。」

?『約束ね!!』

オ「あぁ。」

幼稚な約束を交わしたー………。

それから数年後。

あの密なる絆は変わらず、

寄り添いあっていた。

?『オロチー♪』

オ「熱いから離れろ………。」

?『いーやー!』

オ「ふふっ……全く……。」

その姿は昔と変わらず、信じる事に飽きないほど、愛しいその姿。

約束を交わし合うあった時をふと思い出した。

?『ね、前した約束の二つ目、覚えてる?』

オ「あぁ。」

オ「決して涙を見せない事。だろう?」

?『そっ!妖怪の涙、ましてやオロチの涙なんて見たくも無いからね!!!』

それから二年後、

私達は契りを結んだ。

笑って未来を語っていた。

それはどこまでも幸せだった。

だがー…………。

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設定タグ:妖怪ウォッチ , オロチ , ギャグ&恋愛&シリアス?   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:オロチ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年5月31日 10時

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