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『あの…』
聞こえなかったようだ
もう一度話しかけてみる
『あの、すみません!!
これを拾ったのですが…』
彼は話しかけられたのに驚いたようでしばらく固まっていた
携帯を差し出すとあの、俺…と何か言いたげな顔をし口を開いたが何かを思い出したようで去ってしまった
『急がなきゃ』
私も仕事があるので何も気にせずその場をさった
職場に車を停め裏口から入り先輩に謝罪をした。
『遅れてしまい、すみません』
黛「ん、遅い
なんかあった？」
『いえ、私が単に遅れてしまっただけです』
黛「そう、気をつけてね
あ、俺帰るけど1個言っとく
いつも君オーダーの時あたふたするじゃん
やり方書きとめといたから使って」
『あ、ありがとうございます…!!』
黛先輩は、言葉は落ち着いていて冷たく聞こえる時もあるが結構優しい
現にこういうこともしてくれる
黛「あと…、いやこれはまだいい
じゃ頑張って」
『は、い…？』
黛先輩はなにか含みのある言葉を残しさって行った
さっきの人と言い今日は色々ある
さっき人…どんな感じの人だっけ
最近人の顔が覚えられなくなってきてさっきあった人の顔すら思い出せない
まぁ、いっか
仕事に影響はない
「すみませーん」
ぼーっとしていたらお客様が来ていることに気づかなかった
すぐ制服に着替えレジに出る
『いらっしゃいませ』
長「こんちゃ、この店来るの初めてなんだよな〜
友達が好きでさ、俺じゃ決めらんね…
お姉さん俺のと友達2人分で3つ適当に作って」
『了解しました』
注文はオススメ3つ今の時期は寒いからラテにしよう
お金を貰い、すぐに作りにかかった
最初はかなり手間取っていたラテも今ではすぐ作れるようになった
『どうぞ、ラテ3つです』
長「あんがと、じゃね」
『ありがとうございました〜』
ずっとニコニコの彼はとても安心できた
どうしても何も言われず見つめられると遅いことを責められているような気がしてならない
そう考えているうちにも次の客は来る
星「えっとねぇ、キャラメルフラペチーノにしようかな!!」
『少々お待ちください』
星｢はーい｣
この女の子は確かよく来る子だ
いつも季節の限定物を頼んでいるが今日は違う気分らしい
私が作る姿を興味ありげにじっと見つめてくる
その姿が可愛く印象的だ
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愛萌子(プロフ) - 赤い蜂蜜は甘いさん» わーありがとうございます!!!!!!あのゲームシリーズの中でも1番好きなので気合いで書きはじめちゃいました!!更新速度バラバラなんですけどぜひ見てくださると幸いです( ¨̮ ) (2022年10月16日 12時) (
レス) id: e7fceb4cf5 (このIDを非表示/違反報告)
赤い蜂蜜は甘い - スタバｯ…のゲーム!?!?!あれまじで面白いから嬉しいよぉ！！！なにげホラゲーの夢小説少ないから、ありがとうございます！養分にしますね (2022年8月18日 21時) (レス) id: 82080fd69f (このIDを非表示/違反報告)
愛萌子(プロフ) - ramuさん» そうです!!ありがとうございます、まったり書いていきます( ¨̮ ) (2022年3月29日 20時) (レス) id: 966d6109cd (このIDを非表示/違反報告)
ramu - これはもしやあのカフェホラーゲーム…!?続きが楽しみです(●︎´▽︎`●︎) (2022年3月29日 2時) (レス) @page5 id: eeabd8c3fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛萌子 x他1人 | 作成日時：2022年3月28日 18時
