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声のした方へ振り向くと頬っぺは赤く腫れ上がり左手にギブスを巻いた大毅の姿
淳「だい…き？」
大「じゅーんたぁーーあ！みんなおる！！」
「大毅！なんで病院から勝手に居なくなったん！？」
大「え〜だってここがよかったんやも〜ん」
そういって片足を引きずりながら私の胸へとダイブ
「大毅！！ごめんな！？すぐに助けるって、いつでも助けるって言ったのに…怖かったやろ、痛かったやろ」
ほんまに情けない…もっと早く対処出来ていれば大毅はこんな怪我する必要無かったのに…
やっぱりあの時無理やりでも家に泊めておけばよかったんや……
大「なんで謝るん？Aちゃんたちが助けてくれたんやろ？」
「私はなにも…」
大「だって僕を助けてくれた人がなAさんって人が電話くれたって言ってたで。大毅を助けてくださいって言ってくれたんやろ？」
「大毅…」
大「だからな、みんながが助けてくれたんやで？あのな…Aちゃんがな、電話してくれへんかったらな…きっとまたオカンがなっｸﾞｽｯｸﾞｽｯ痛いことするからなｸﾞｽｯ…あのな……ありがとうｸﾞｽｯ」
ダメだなぁ私、こんな小さい子に励まされてる
そうやった…
ここの子らはみんな私の子供と同じ
みんなを守るのが私の役割や
しっかりせな！
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作者名：たすかば。 | 作成日時：2020年11月3日 17時
