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しげが混乱しないように少しずつ質問をしていく
「お姉ちゃん帰ってこおへんの？」
大「オカンいや…出ていくっ…」
「お姉ちゃんがいったんか？」
大「うん…」
記憶力がいいしげはお姉さんの言った言葉を覚えててくれるからとても助かった
「出ていく…」
大「こんな家だいっきらい。はたらく」
「それもお姉ちゃんが言ってたん？」
大「言ってた。おねぇ、あいたい……」
「心配やなぁ、お姉さんに会いたいなぁ？」
大「おねぇいないと、オカン叩く…」
そっか、お姉ちゃんがいなくなったから母親はやりたい放題にしげを殴るように…
母親はお姉ちゃんから反抗されたイライラもしげに当たったんかな…だとしたら私は許せへん
大「だいきもおしごとする」
「ん〜大毅にはまだお仕事はできへんよ。」
大「おねぇいないのいややっ…」
一人称が「だいき」になってる。こんなにもしげの心を不安定にするような人には正直大毅を帰したくない…
いっそ……
いっそ大毅もここで預かって……
大「もう時間や、帰らなっ…」
「大毅っ…今日はここにお泊まりしてもええんやで？」
大「ううん、帰る…」
何度かこのやり取りを繰り返したが大毅は帰るの一点張り
正直不安やけど本人が言っている以上無理やり引き止めることは出来ない…
「なんかあったらすぐに言うんやで？いつでも、すぐ助けるからな」
大「…わかった、バイバイ」
大毅が帰ってからも心配で、何だか心がざわついて、
照史と�陲舛磴鵑判濛世冒蠱未靴道�童相談所に電話で報告を入れることにした。
「はい…はい、よろしくお願いします。あのっ大毅を…助けてください。」
家庭での様子が心配な子や私たちが保護が必要だと感じた子どもがいた場合私たち4人で話し合いその後、児童相談所に相談する事にしてる
児童相談所は明日にも自宅訪問すると言ってくれた
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作者名：たすかば。 | 作成日時：2020年11月3日 17時
