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結局宮舘の怪我は幸い頭部は僅かだったものの、右半身からの出血が酷く縫合され足は骨折していた
しばらくは入院になるらしい
翌日には宮舘の意識ははっきりしており目黒は渡辺を連れ病室へやってきた
目「しょっぴ？」
いざ宮舘の病室に入ろうと足を踏み出した時
渡辺がその場にうずくまる
渡「ﾊｧﾊｧﾊｧっ…怖ぃﾊｧﾊｧﾊｧ」
許して貰えないかもしれない
こんなに大怪我させたのだから
目「怖がることないよ。ちゃんと謝って、お礼も言って仲直りするんでしょ」
渡「ﾊｧﾊｧﾊｧ…ぅん」
目「そうそうゆっくりね…よし行っといでここで待ってるよ」
目黒は2人の邪魔をしないようそっと渡辺を病室へ送り込んだ
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
渡「りょぅ…た… 「ごめん！！」」
渡辺の言葉を遮ったのは宮舘だった
渡「えっ…」
舘「喧嘩した時…すぐ謝ればよかった。ずっと後悔してた」
渡「違うっ…俺が悪い……なんでかわかんないけどずっとイライラしててｸﾞｽｯ俺っ……酷いこと言った！ｸﾞｽｯｸﾞｽｯごめん…ごめんなさいｸﾞｽｯ涼太ごめんっｸﾞｽｯ」
舘「翔太だけが悪いんじゃない、俺も悪かったよ」
渡「あんな酷いこと言ったのに…ｸﾞｽｯ俺の事、助けてくれたｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」
舘「当たり前でしょ幼なじみなんだから」
渡「でもっ、でも……ｸﾞｽｯ」
舘「それに本心じゃないってことぐらいわかってるよ。何年の付き合いだと思ってんのさ。怒ってもないし憎んでもいない。むしろ翔太を守れてよかったよ」
渡「ありがとうｸﾞｽｯ助けてくれて…許してくれてありがとう」
舘「泣かないで。ホントに翔太は泣き虫なんだから」
渡「なんだよっ…ｸﾞｽｯ俺は…ただ涼太と仲直り出来たのが嬉しかっただけだよ……ｸﾞｽｯ」
舘「珍しく素直だな…まぁ怪我はしばらく治らなさそうだから何かと宜しく頼んだよ？俺の大事な幼なじみなんだからさ？」
渡「涼太っ…任せとけよ 」
渡「めめ一緒に来てくれてありがとう」
目「仲直りは出来た？」
渡「出来た…涼太許してくれた」
目「それはよかった」
渡「いっぱい…助けてくれて、ありがとう」
目「俺は何も、全部翔太が自分の力で動いたからできた事だよ。これからは喧嘩はほどほどに、仲良くしろよ？」
渡「おうっ！」
end
※だいこんさんリクエストありがとうございます
大変お待たせしました!!!
理想通りでなかったら申し訳ありませんm(_ _)m
終わり
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たすかば。(プロフ) - 雪の王子様さん» 私自身この作品を作るにあたって本当にたくさんのことを学ぶことが出来ました。この媒体を通してそのように感じて頂けて嬉しく思いますありがとうございます。 (2020年9月7日 18時) (
レス) id: cd71d01d9d (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - 障害について考えさせられます。自分の正常な体は当り前ではないと改めて気づけました。これからも頑張ってください。 (2020年9月3日 6時) (レス) id: 2043479880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たすかば。 | 作成日時：2020年9月3日 0時
