ヒミツのこと《JW》

桃×赤 ページ6

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しげが死ぬ夢を見た。






いつもみたいに朝起きて、ソファを見やると、






しげが、座ってんねん。






なぜか、死んでるんやって察して、



抱きしめて目が覚めた。




ゾッとして、慌ててリビングに走る。









しげは、ご飯を作っとった。








ただ、何も無いことが幸せということ。


いつもと変わらぬことが良いということ。




しげのもとへ行って、抱きしめた。




重｢え？

小瀧？

急になんやねん笑｣



俺の腕の中で眩しい笑顔を向けるしげが、



俺のものにならんかなって



独占欲が湧いてまう。






そして、涙が溢れた。



重｢は！？何泣いてんねん！

あほ、今日仕事なんやから早く泣きやめやー！｣





元気で騒がしいしげが、こんなにもい愛おしい。






小｢………………ーーー。｣





重｢……へ、？｣




君の赤くした顔は、

俺の宝物やね。





絶対人には見せへんわ。







『…………好きや。』

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