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真由「・・・で、今頃、想いが強くなって、会いたい、と。」
いつもの居酒屋で、頬杖しながら聞いてきた。
私「・・・ん。」
真由「なるほどね・・・。じゃあ、会いに行けばいいじゃん。」
私「はっ！？」
会いに、行く！？
真由「会いたければ、会いに行けばいい。それだけでしょ。」
私「ん・・・。それはそうだけど。」
気持ちの整理がつかない。
真由「まだそんなんで迷ってたら、置いていかれちゃうよ？」
私「え、どういうこと。」
真由「だーかーらー、ドイツ美女が隣にいるかも(笑)」
私「ッ！」
真由「ウソウソ(笑) でも、うかうかしてたら、そうなっちゃうかもよ？」
私「そんなの、イヤ・・・。」
真由「でしょ？でも、内田はそんなことを平気でするヤツだとは思わないんだけどね。」
私「そうであって欲しい。」
真由「ま、そうだったとしても、このあたしがドイツまで行って、ぶん殴ってくるから(笑)」
私「やった(笑)」
クスクスと笑い合う。
真由「だからさ、今度のゴールデンウィークに会えないとしても、行ってみたら？」
ちらり、と壁にかけてある、油で黄ばんでいるカレンダーを見る。
５月のゴールデンウィークまで、あと一ヶ月ぐらい。
私「そう、しようかな。」
真由「そうしなって！あ、あたしもついて行った方がいい？」
私「ううん、大丈夫。真由は彼氏さんとラブラブしといて。」
真由「オッケ(笑)あ、でも近状報告として、Skypeしてね。」
私「うん！」
(篤人のいる、ドイツに行くことができるかもしれない・・・！)
そう思うと、幸せが、一気に押しかけてくる。
真由「幸せそうだねえ。」
私「もちろん！(笑)」
明日、私にとって、重大な発表があるとは、まだ知らなかった。
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まどちね(プロフ) - ありがとうございます（泣） 絶対、読者様が満足してもらえるよう、頑張ります！ (2014年7月2日 7時) (
レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 面白かったです。中学生なんてびっくり。文章力がすごいですね。引き込まれました。これからも楽しみにしています。よかったらくっつく所までは続けていただけたら幸せです（●＾o＾●） (2014年7月1日 17時) (レス) id: 6fd6da2112 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - ありがとうございます！！ (2014年7月1日 1時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
サムライ - 良いです！この話ヤバいです！面白いです！ (2014年6月30日 18時) (レス) id: 839df3a6dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まどちね | 作成日時：2014年6月29日 0時
