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小「A？ パパ来たよ？」
Aがおったのは、
ステージに向かうアーティストさんらが通る道の近く。
ちょうど妹らの出番が初めの方やったから、
どっかのタイミングで2人を見つけて、
嬉しなってついていってもうたんかなって。
藤「ごめん、ほんまごめん。 ごめんな？」
楽屋で周り気にせず号泣する、A。
初めは1人でキョロキョロしてたけど、
照史と望を見つけた瞬間、
火がついたように泣き始めたらしい。
怖かったんが、安心したんやろ。
俺を目の前にすると、さらに泣きだした。
*「…んっ、ぅっ、けほっけほっ、」
藤「ほら、泣くな泣くなっ。 俺が悪いから、な？」
相変わらず変な泣き方に、
自ら声をつまらせて盛大にむせる。
重「泣き方…笑」
中「ちょっとおっさんみたいやな？笑」
�陝屬世�らええねんって！ 可愛いから！」
けど、こればっかりはしゃーない。
藤「まあ、どんな泣き方してるか、知らんもんな？」
涙で顔に張り付いてた薄茶色い髪を、
その耳にかけてやる。
そして、涙を指でそっと拭いてあげると、
Aはなぜかその指をぎゅっと掴んできた。
藤「ん？ どした？」
俺をまっすぐ見つめる、涙でいっぱいの目。
そして、ふわっと俺の手を離すと、
その小さな手が、はっきりとこう言った。
*�爐瓦瓩鵑覆気ぁ↓�
藤「…えっ、」
その瞬間は、
Aが見つかった安心と、
1人にしてしまった申し訳なさと、
そしていきなりできた、ごめんなさい、で、
なんか、感情がとにかく意味わからん状態。
藤「…すごいな、お前。 やっぱ、えらいわ、かしこいわ。」
けど、最終的には嬉しさが勝って、
そのままAを抱きしめてやる。
周りで見てたメンバーも驚いてるやつもおれば、
意味わからんって顔をしてるやつもおったなぁ。
桐「とりあえず、よかったなぁ。笑」
小「このまま本番やったら流星死んでたもんな。笑」
そして泣き疲れてか、
俺らの本番までには寝てしまった、A。
とりあえず、仕事場に連れてくるのはまだ早いなと、
思わされた大事件だった。
(END)
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いっちゃん(プロフ) - 初めまして。こんなに素晴らしいお話に出会ったのは初めてです。本当に感動しました。是非続編お待ちしています。これからも応援しています！ (2020年5月5日 17時) (
レス) id: a6f24fa91f (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 楽しみに更新待っていました。更新してくださり、ありがとうございます。茉都香さんのお話はどれも引き込まれる内容でとても面白いです。大変だとは思いますが、これからも応援させてください。 (2019年5月3日 1時) (レス) id: 4c544edcc6 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ(プロフ) - 本当に面白くて大好きな作品になりました！もぉー永久にお話が続いて欲しいぐらい大好きです。これからも応援しています！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: dbc0366c84 (このIDを非表示/違反報告)
鳥 - めっちゃ面白いです！こんな何気ない日常や、ラジオの話などを読んですごく笑顔になりました。続き楽しみに待っています！ (2017年10月18日 4時) (レス) id: d107ff32f3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 本当に大好きな作品だったので 続編が始まりすごく嬉しいです。 これからも更新頑張って下さい 更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年9月11日 13時) (レス) id: 88a4435328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉都香 | 作成日時：2017年8月26日 11時
