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ス「では、本番よろしくお願いしまーす！」
リハが終わり、次は夜の本番に向けて空き時間。
神「Aちゃん、大丈夫やろか、」
藤「まぁ、いけんちゃう？ 知らんけど。」
人の流れに従って楽屋に戻ると、
マ「あ、お疲れ様です。」
Aは、意外とちゃんとマネージャーと遊んでた。
藤「お前えらいやん、ちゃんと待ってて。笑」
でもよう見れば、
無駄に長いまつ毛は涙でキラキラやし、
遊んでた場所には俺の上着がぐちゃっとなってるし。
やっぱ寂しかったんや、と思うと、
ちょっと嬉しくてニヤニヤしてまう。
*「…んふっ、」
藤「なに？ きっしょい笑い方して。笑」
かと思ったらやたらと嬉しそうな顔して、
足元にへばりついてもうた。
離れてほしくて身体をぶらぶらさせても、
髪がさらさらと揺れるだけで、全然離れへん。
桐「あー、また�陲舛磴麁芦荵�ってるー。笑」
�陝屬靴�ー！ おっちゃんの声入るからっ！」
桐「こら、だれがおっちゃんやねん。笑」
そしたら突然、Aが何かを思い出したように、
俺の太ももをバシバシ叩く。
藤「ん？ 待って、痛い。笑 なに？ どした？笑」
ほんで、片手の平でもう片手の甲をスリスリと擦る仕草。
藤「あぁ、いいよ。 おいで？
ちょっと、トイレ連れてってくるわー。」
手話は、これだけちゃんとできる。
あと、ありがとう、も、
俺が、ありがとうして？、と手本を見せればできる。
Aが初めてそうやって教えてくれた時は、
まじで感動した。
その日から2週間ぐらいは、
誰にあってもその話してたし。
お酒が入れば、
更に1週間後まで、ずっとその話してたって言われた。
だって、嬉しかってんもん。
初めてあいつの世界にも、
ちゃんと言葉が存在するねんや、って知れて。
藤「ほら、ここで待っといたるから行ってき？」
中まではさすがに行かれへんから、外で待機。
運良くすいてたから、背中を押せば1人で入って行ったし。
藤「よぅ、けんと！笑」
とりあえず俺は、
ちょうど近くにおった健人に絡みに行く。
どうせ、ちょっと時間あるし、
1人でトイレの前で待ってんのも変なやつやし。
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いっちゃん(プロフ) - 初めまして。こんなに素晴らしいお話に出会ったのは初めてです。本当に感動しました。是非続編お待ちしています。これからも応援しています！ (2020年5月5日 17時) (
レス) id: a6f24fa91f (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 楽しみに更新待っていました。更新してくださり、ありがとうございます。茉都香さんのお話はどれも引き込まれる内容でとても面白いです。大変だとは思いますが、これからも応援させてください。 (2019年5月3日 1時) (レス) id: 4c544edcc6 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ(プロフ) - 本当に面白くて大好きな作品になりました！もぉー永久にお話が続いて欲しいぐらい大好きです。これからも応援しています！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: dbc0366c84 (このIDを非表示/違反報告)
鳥 - めっちゃ面白いです！こんな何気ない日常や、ラジオの話などを読んですごく笑顔になりました。続き楽しみに待っています！ (2017年10月18日 4時) (レス) id: d107ff32f3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 本当に大好きな作品だったので 続編が始まりすごく嬉しいです。 これからも更新頑張って下さい 更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年9月11日 13時) (レス) id: 88a4435328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉都香 | 作成日時：2017年8月26日 11時
