アンニョンチャレンジ ページ37
ーside Doyoung
もやもやする。
原因は分かってる。これは、明らかに全部Aのせいだ。
今日は年末歌謡祭の事前収録の日。この日が来る度に、もう一年が終わるのか〜としみじみ感じる一方で、来年はまた頑張らなきゃいけないな、と覚悟を決めなければいけない日だったりする。
まあそれは置いといて。
年末歌謡祭は、一年の集大成だ。授賞式も兼ねていて、この一年での成果を、大きな会場で沢山の人に発表する場でもある。しかも、居るのはシズニだけじゃない。他のグループのファンの人達や、何より先輩を含めた色んなグループのアイドルが一堂に会する場だ。通常の音楽番組とは比べものにならない緊張感とプレッシャーがあるように、俺は感じる。
なーんて、そんなことを伝えちゃったからだろうか？
「………」
『………』
メイクの順番や出番を待つ間、大体はソファで座って色々話したりゲームしたり飲んだり食べたり、好きなように過ごすんだけど。トイレから戻ってきて隣に座ったAの距離が…うん、近い。近すぎて俺めっちゃ端っこに追いやられてる。今ソファで待機してるのは、Aとウィンウィン、そしてメイクが終了した俺とテヨニヒョンだけ。いや、向こう側空いてんじゃん。何でこんな隣でぎゅうぎゅう詰めで座ってんの？
さらに驚きなのが、Aの頭は今、俺の肩に乗っかっている。可愛い言い方をすると、コテン、か？そんな感じか？とにかくそんな風に俺の肩に頭を乗っけて、何故か俺の肘のあたりをぎゅっと掴んで離さない。
これにはテヨニヒョンも相当驚いたみたいで、デカい目をまん丸にしてこっちを見てくる。口パクで「どういうこと！？」と言ってるみたいだけど、それは俺が聞きたい。Aがメンバーに、しかもよりによって俺に甘える姿が激レアすぎて(本当に甘えてるのかはさておき)、反対側に座ってゲームをしていたウィンウィンも眉間に皺を寄せてAを見ている。
「おい…狭いんだけど」
そう言ってみたけど、Aの返事は無い。せめて洋服だけ掴めば良いのに。てか結構力強いなコイツ。
TY「A〜何かあったの？大丈夫？」
WN「ヌナ…め、珍しいね」
『……』
さすがに恥ずかしくなったか。Aは、ヒョン達の声に反応して、やっとゆっくり俺から離れた。
「…どうした？緊張してきちゃった？」
『…もともとしてたけど、あなたのせいで悪化はしましたね』
「何で敬語なんだよㅋㅋㅋ」
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madohun(プロフ) - wakaさん» わーい🙌wakaさん、いつもメッセージありがとうございます💓めちゃくちゃ励みになってます🥹 (2022年12月8日 15時) (
レス) id: e024487214 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 更新ありがとう😆 (2022年12月8日 4時) (レス) @page45 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - ジンリさん» ジンリ様、遅くなりましたがこちらこそありがとうございます！変わらず読んで頂けて嬉しいですㅠㅠ (2022年9月30日 7時) (レス) @page24 id: 6f04128496 (このIDを非表示/違反報告)
ジンリ(プロフ) - 新作嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年9月17日 15時) (レス) @page17 id: 2abf938477 (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - wakaさん» わーただいまです💗ありがとうございます！是非楽しんで頂ければ幸いです🥺 (2022年9月15日 19時) (レス) id: 6f04128496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：madohun | 作成日時：2021年1月10日 12時
