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『……仰向けになってる時に上から誰かに覗き込まれるとね、その…あの時のことを思い出しちゃって……こ、怖かったのとか、苦しかったのが戻ってきて、』
冷静になったのは全員同じだったみたいだ。Aの声が、静かな空間に響く。
『自分でも何でこんな風になっちゃうのか分からなくて、こんなのほんとに嫌なの…でもなんかダメになっちゃって、何かもう、何も見たくなくて、それで、』
TY「A、落ち着いて」
テヨンイがAの手を包み込む。
TY「…ごめん、その…ほんとに全然分からなかった…Aが怖い思いしてること…宿舎では大丈夫って言ってたから……」
そうなのだ。Aがイリチルの宿舎に戻って来てから、さすがに同じ部屋のまま生活は出来ないだろうと思って、部屋替えを提案したんだけど、意外にも「このままで良い」と断られてしまって。何も無かったかのように過ごしているから、それ以上誰も何も言わなかった。
『うん…宿舎はほんとに、大丈夫なの……今こういう状態になって初めて、あ、大丈夫じゃないかも、って気づいて…』
TY「A、俺たちはAが怖いと思うようなことを強制するつもりは無いよ。だから、やりたくないことはやらなくて良い」
『…良いの……？』
YT「うん、テヨンイの言うとおり。無理してやらんでええよ」
DY「…お前どうせ一回ミスした時点で、大丈夫じゃないかもって思ってたんだろ？でも撮影中断したら、俺たちに迷惑がかかるとかテヨニヒョンに監督と話させる手間がかかるとか、そーゆーの考えて言い出せなかったんだよな？だろ？」
『ゔ……』
JH「図星だ」
WN「図星だね」
HC「もうパボヌナァ！！そういうの要らないよって言ってるのに！」
JW「ヌナ、僕もマクもヘチャニも、年下なんだから遠慮しないでよ」
MK「いや…年下だから遠慮するんだろ」
JY「ははっ、そうだろうなぁ」
JW「？」
TY「とにかく、もうそういう煩わしいこと考えるのやめよう？Aだけじゃなくて、皆。だって俺たちは同じチームで、仲間で、家族なんだから。何でも共有して、皆で解決していこう」
さすがリーダーだ。うんうん、と頷く皆を見て満足げに笑うと、テヨンイはAのピンクベージュの髪を優しく撫でて「ね？」と顔を覗き込んだ。
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madohun(プロフ) - wakaさん» わーい🙌wakaさん、いつもメッセージありがとうございます💓めちゃくちゃ励みになってます🥹 (2022年12月8日 15時) (
レス) id: e024487214 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 更新ありがとう😆 (2022年12月8日 4時) (レス) @page45 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - ジンリさん» ジンリ様、遅くなりましたがこちらこそありがとうございます！変わらず読んで頂けて嬉しいですㅠㅠ (2022年9月30日 7時) (レス) @page24 id: 6f04128496 (このIDを非表示/違反報告)
ジンリ(プロフ) - 新作嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年9月17日 15時) (レス) @page17 id: 2abf938477 (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - wakaさん» わーただいまです💗ありがとうございます！是非楽しんで頂ければ幸いです🥺 (2022年9月15日 19時) (レス) id: 6f04128496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：madohun | 作成日時：2021年1月10日 12時
