壱……ですな ページ2
Aside
「………私、が見習いですか！？」
今更、私が見習いなどやっても無意味なだけであろうに。
？ 嗚呼、済みません。私、中学生〜高校一生の夏休みまで審神者やっていたんですよ。
え？設定を見たから知っている？
じゃあ、何故聞いたんですか。私、喋り損じゃないですか。
上司「あぁ、見習い。君の担当の、本丸の１つがブラック本丸の疑いが掛かっていてね。
しかも、報告書のはしっこに小さい字で書かれていたよ」
「その本丸の審神者は一体……？」
上司「侑李さんだ」
「侑李様が？ どのような風の吹き回しでしょうか……」
上司「それを調べてくれ」
「期間は、一体どのくらいでしょう？」
上司「うーん、少なくとも一年間だなぁ」
うーむ、今は見習いとして忍び込むという気にはなりませんね。
ですが、あんなに立派な侑李様の本丸が、ブラック本丸となってしまったのは相当な理由がおありなのでしょう。
というか、徹夜で今日の昼前に帰って見たら、私の部屋の荷物が少なくなっていたのはこの為だっだんですね。
納得です。
上司「行く気は？」
「………どうせ、私には拒否権などないのでしょう？
そうですね。侑李様がこのような様になってしまったのは、私にも非があると思いますし、行きますよ」
私がそう言うとにこりと笑って返す上司様。
何と悪趣味な………。残念なイケメン、という分類に入りますな。実際、酒癖も女癖も酔ってしまえば相当酷いですし。
まぁ、良いでしょう。私がいない年間の仕事、全部上司様に押し付けてあげますよ。←
上司「よし、なら、出発は夕方だ。昨晩は徹夜だったのだろう？
使いを寄越すから、それまで休め」
「いえ、お暇は頂けませんね」
上司「だ、ダニィィィ！！？？」←
「貴方、私を追っ払って飲み屋に行くつもりでしょう。いけませんね」
上司「ま、まさか……」
「その真逆です。私がいない分、今日の昼間はしっかりとやって頂きますよ。上司様」
上司「この“小さい”おにやろぉぉぉ！！！」←
「何ですって……？上司様……？」
上司「あ……」
見えるほど青ざめていく上司様。
しっかりとご自分の言ったことを、ご理解していますね。
私に対する禁句を言った罰でお仕置きが必要ですか。
ドスンと、大きな書類の山を上司様の机に置く私。
え？私の仕事も入っておりますが何か？←
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神ノ木 - とっても面白かったです！それから、なずにゃん様それは、馬鹿になさっているのですか？とても不快に思うコメントは、投稿しないでいただきたいです。 (2018年6月20日 0時) (
レス) id: a21d3a6b09 (このIDを非表示/違反報告)
紅鵺(プロフ) - あくうさん» すみません……間違えていました。すぐに修正致します (2017年10月10日 19時) (レス) id: 6e54f816af (このIDを非表示/違反報告)
あくう - size ってなに？ sideなら間違ってるよ(^_^)ﾉ (2017年10月10日 13時) (レス) id: c7b66bdeb5 (このIDを非表示/違反報告)
なずにゃん - BL『腐』が好きなんですかぁ〜？ (2017年1月30日 13時) (レス) id: 9a3b14d60f (このIDを非表示/違反報告)
ヘイヘイヘーイ - ずおばみとやげニキと鶴まぁるとごとぅー (2017年1月30日 12時) (レス) id: 9a3b14d60f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅鵺 | 作成日時：2016年5月1日 16時
