青少年の心の叫び�� ページ24
―side Jaemin
撮影2日目。ツンデレ思春期チソンアをなだめてわいわいと車に乗り込む。後部座席に座って、ポケットからイヤフォンを取り出した。最近聴くのはEXO先輩の最新曲、Universe。とくにこういう寒い朝(というかもう昼)に聴くとすごく落ち着くんだよね。
腕を組んで窓に寄りかかる。ジェノのアドバイスを信じて決めた今日のコーディネート。うん、なかなか悪くないんじゃない？頭のてっぺんから爪先までお気に入りのものを身に着けると、顔がすっぴんだろうが髪が多少ボサついてようが何となく気分が上がる。
「練習生のキム・A？知らないなぁ」
「その子あれだろ？毎週クラス替わってる子」
「歌が上手いって聞いた気がするよ」
「私たちにはその子のレッスン担当回ってこないのよね」
ヌナのことをマネヒョンから聞いてから、事務所でダンスの先生や歌の先生、トレーナーさんに会う度にAヌナのことを聞き回った。ヘチャニとロンジュナ、ジェノと一緒に突撃する姿はその内マネヒョンたちの耳にも入って、「すぐ会えるんだからその辺にしとけ」と苦笑いしながら釘を刺された。ウザいって思われたかな？結局、有力な情報は誰からも得られなくて、俺たちの中で勝手に出来上がったヌナ像は「才能あるけど存在感薄い人」という随分失礼なものになった。
だから昨日Aヌナと初めて会ってみて、俺たちはびっくりしたと同時にめちゃくちゃ嬉しかった。確かに直接話すまではどんな人か掴めなかったけど、打ち解けたら普通に会話も弾むし、何言っても笑ってくれるし。またその笑顔がめっちゃ可愛いの！
まぁとにかく、こうして俺たちはあっという間にヌナの虜になって、昨日は一日中ヌナヌナまとわりついてた。テヨニヒョンは、「親鳥と雛みたいでかわいい」なんて写真を撮ってたけど、俺知ってるよ。俺たちが弟の特権使ってヌナに構ってもらってるの、本当は羨ましいんだってこと。その証拠に、お昼はドヨニヒョンたちが96lineの集いとか言って早めに牽制してきて、仲間に入れてくれなかった。同い年は強いよな〜ズルい。
…でも実は俺、コンゴンズの誰にも言ってない秘密がある。
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madohun(プロフ) - マナさん» マナ様、ありがとうございます！嬉しすぎます(TT) (2020年6月11日 18時) (
レス) id: 2d7e108bce (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - すきです〜！！ (2020年6月11日 5時) (レス) id: 487e7a5c3b (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - ジンリさん» ジンリ様、嬉しい感想ありがとうございます！ドリムの皆はかっこよくしてても、ヌナの前だときっと弟全開だろうなと思って書いております！笑 ドリムに限らずヒョンたちも可愛いなと思って頂けるよう、頑張ります(^^) (2020年6月9日 15時) (レス) id: 2d7e108bce (このIDを非表示/違反報告)
ジンリ(プロフ) - 連日更新して頂き楽しく読ませて頂いてます(^-^)メンバーがヌナに会えるのをワクワクしてるところや、気になってるところが可愛らしくてにやけてます笑ドリムちゃんたち特にかわいいですね笑更新大変だと思いますが応援してます！ありがとうございます！！！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 2abf938477 (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - あめさん» とんでもないです。貴重なご意見ありがとうございました！これからも是非楽しんで頂けるように頑張ります(^^) (2020年6月7日 11時) (レス) id: 2d7e108bce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：madohun | 作成日時：2020年6月2日 14時
